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ブルームーンカルテットのツアーです♪

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 気が付けばもう5月末、大晦日まであと半年ではないか!
時がたつのは早いもので、春はバタバタと動き回っていました。手帳を開けてみると、思い出がいっぱい。

 小笠原父島クルーズ船に乗った時は、船内でジャズシンガーのakikoとライブしてたのですが、お客様達と意気投合して毎日喫煙室のアイドルと化して楽しい時間を過ごしたり、フィリッピンバンドの滋味溢れるサウンドに心をくすぐられ、クルーズを満喫していました。
父島に上陸してウミガメでも食べてやろうと思ったら店が閉まりすぎてて、どういう文化なのか知らないが行く先々の売店には「フライドチキン」ばかり置いてあって、流れに身を任せてつい買いこんでしまったのは良いが、綺麗なサンゴな砂浜に行くには少々気恥しいワタクシ、ドブ川のほとりの朽ちたベンチに座って、裏の建物が解体される猛烈なアタック音でもアゲアゲになることもなくセンパイ気取りでどういう文化なのかわからないフライドチキンを味わいながら食べたのが印象的でした。

 ウクレレを持って、西日本をワークショップしながら旅をするという企画を3年ぶりかな?にやってみました。
一人で旅して各地でウクレレの弾き方というか音楽の楽しみ方みたいなのを喋ったりしながら音遊びを率先していたのですが、今回ワタクシ初めてワークショップを行った街、バーストシティ小倉は驚愕でした。
人懐っこいのです、だいたい全員。そして声がデカい。これもだいたい全員。声の小さい人でも近付いて耳を傾けて聴こえてくるメッセージは強い意志を感じるものでした。そういう風にはっきりしているから皆さん間違えても恥ずかしがらずにどんどんチャレンジしていくのです。終始笑いの絶えない時間になりました。

 レッスンが進むにつれて生徒さんたちは酔いが回り始める。酒飲んでレッスン受けてるんですよ♪そんなの見たことも聞いたこともないがワタクシ完全アウェイである。言わばインディアンの村に迷い込んだようなものです。飲みましたよ、その人達の倍ほど。どうにかこうにか飲んでも飲まれず皆さんに受け入れてもらえたようですww。
レッスンになったかどうか分かんないし、ワークショップという言葉の意味まで歪み始めましたが、楽しくはあったと思います。滞在中は目立った発砲事件も無く、比較的平和な時間になりました。

 さすが鉄の街、競輪の街、焼きうどんの街、そして大好きな「資さんうどん」というオバハン威嚇系うどんチェーンが台頭する街、屋台では酒を出さずにオハギを出す街、喉が枯れるくらい甘い練乳パンを好む街、昔からこのすえた雰囲気、姫路や和歌山に通じる荒っぽいヤンキッシュなエナジーが妙に心地いいのだ。
何せ、昭和の大スター、水原弘が死んだのもこの街だったし。それは余談。


 この街でウクレレを弾いたり教えたりすることははなから念頭に無かったのに、知人から「是非北九州にも来てください」と声をかけてもらっていたので行きましたが、かわいいカフェで明るく楽しくウクレレな時間を過ごすことが出来ました。終演後にお店のママや生徒さん達とご飯を食べに行ったら、かわいいカフェのママも酒豪でした。すごいな小倉。次回は飲みクラスとノンアルクラスに分けて開催しようと心に誓いましたョ。

そんな春を経て、再び集まったブルームーンカルテットでの久しぶりのツアーが始まります。
木村さんは子供が3人になったり、こちゃんは目下ヴォーカルアルバムの製作に余念がない感じ、しょうくんは毎日様々な人と音楽を繰り広げていたり、みなさんそれぞれおのおの活動してたので新鮮な旅になることでしょう。今回は東北、北海道の第一弾です。お楽しみに♪
今年は漁船には乗りません。漁港は好きですがww

5月23日(土) 八戸 saule branche cafe(青森県八戸市馬場町4)
20:30~
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:saule branche cafe 0178-46-5137
メール予約 saulebranche@yahoo.co.jp

5月24日(日)
弘前
 cafe ruuDho(青森県弘前市上瓦ヶ町11-2)
18:00~
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500


5月25日(月)
青森
CRAZY HORSE SALOON(青森市本町2-1-26)
19:30~
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:CRAZY HORSE SALOON 017-777-3343

5月26日(火) 函館 Restaurants Pub The Beats(北海道函館市亀田本町54-9)
20:00~
料金 ¥3,000
問:
Restaurants Pub The Beats 0138-40-6969

5月28日(木) 利尻島 ビストロヤ シーラカンス(北海道利尻郡利尻町
沓形富士見町)
19:30~
前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
問:ビストロヤ シーラカンス 0163-84-3777
山海音(さうんど) 090-6876-5770(中川)

5月29日(金) 旭川 CASINO DRIVE(北海道旭川市7条通7丁目)
「SUPER BEST FRIDAY Vol.3」
前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
20:00~
問:CASINO DRIVE 0166-26-6022

5月30日(土) 池田町 ワインパブ ホイリゲ(北海道中川郡池田町大通2-1)
19:00~
料金 ¥3,000
問:Docomo Shop 池田080-1885-6565(稲守)
音更町木野 Cafe Jorro 0155-30-6617(中山)

5月31日(日) 釧路 Live & Bar GASOLINE ALLEY(北海道釧路市3-3-3)
20:00~
料金 ¥3,000
問:Live & Bar GASOLINE ALLEY 0154-23-8244

6月2日(火) 札幌 BUDDY BUDDY(北海道札幌市中央区北2条東1丁目2-3)
20:00~
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:BUDDY BUDDY 011-271-8882

6月3日(水) 苫前町 ルート239(北海道苫前郡苫前町古丹別)
19:00~
前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
問:ルート239 0164-65-3147

6月4日(木) 深川 Quilting Bee(北海道深川市4-8-13)
19:30~
前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
問:Quilting Bee 080-3237-4161

6月5日(金) 興部町 スナック さくら(北海道紋別郡興部町本町)
20:00~
前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
問:スナック さくら 0158-82-3318




ブログおだやかに復活♪

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お久しぶりね、あなたに会うなんて・・・・・

すぎもとまさと先生の名曲の通りご無沙汰していました。

単純にPCがクラッシュしただけなんですが、今年はほんとに活発に活動できたので家に帰る時間が無くてほったらかしているうちに師走になってしまい、強制的に2015年を振帰りざるを得ません。

で、何をしていたかというと。。。。

大半は旅先の民家に居座って家庭料理で昼から一杯やるような1年を過ごしているだけなんですが、その中でも飛騨古川のカワカツ一家には来生たかおまたはえつこな感じででよくお邪魔しました。飛騨地方の家庭料理「漬物ステーキ」なるものをほおばるブルームーンカルテット。


札幌在住のシンガー&ノコギリ奏者のカポウちゃんとは今年もよく遊びました。この人はほんと多彩で、とにかく声で感動してしまうタイプのシンガー、ノコギリの音色とフレージングはアナログシンセより太く、情景が浮かんできます。でもそもそも知り合ったのは音楽ではなく、飲み会の台所。ワタクシが何を作ったのかは忘れましたが、カポウちゃんはアスパラガスの塩もみを作っていて、驚いて声をかけたところから、以来少づつ音楽方面のかかわりも増え始めたっていう流れです。


年季の入った居酒屋夫婦みたいな絵ヅラ。カポウちゃんとは音楽だけでなく、料理やお酒もウマが合うので以前はたびたび料理イベントをしていたのですが今年はそれを復活させて、キッチンのあるお店でフード&ライブなイベントをやりました。かっぽうカポウと富永飲食組合のコラボはバッチリです。




そして、今年は「チキン南蛮」を推す一年でもありました。一時期は「フミヤ」を推すまたはけなす方面で展開していましたが今年は本分に立ち返り、ひたすら「食」に打ち込みました。

未だに検索すると「富永寛之 フミヤ」と出てきますが。


鶏のむね肉を使って、ヨーグルトソースで頂く富永飲食組合謹製チキン南蛮は各方面から「さっぱりしてて美味しい!」とほめて頂いたのを真に受けて各所で実演しているうちに飲食店でメニューに採用していただいたり、予想外な展開で普及しはじめました。これからも作り続けます!


そして本業のミュージシャンとしては、とにかくライブの多い一年で、合計203公演でした。利尻島から上海まで回遊してたら、家に帰れないのは仕方ないですね。


ブルームーンカルテット、MITCH ALL STARS などでたくさん活動しましたがジャズシンガーakikoとの活動でも、小笠原、那須、仙台、宇都宮、岐阜、四日市、浜松など、、いろんな場所に行きましたねぇ。彼女のレコーディングに参加したりしているうちにステージでもご一緒するようになったんですがとにかく素晴らしい歌唱とエンターテイメントにすっかりファンになってしまいました。来年も密度高く共演してゆくと思いますよ~。


BMQ

Mitch&Tommy

akiko

ウクレレワークショップもよくやりました。レギュラーで教えている祐天寺poepoeをはじめ、札幌、函館、岡山、大阪、北九州、神戸などでもみんなでウクレレで楽しみました。函館では参加者の皆さんが大いに盛り上がりすぎてウクレレ部を作ったそうです。そう、音楽は聴くより奏でた方がより楽しいんです。


ニューオリンズのトランペッター、Travis Hill君が来日中に何と急病で亡くなってしまうという大事件もありました。幼少のころから天才トランペッターとして頭角を現すも、苦しい波乱万丈の人生を過ごしてきたトラヴィス、やっと復帰して脂も乗ってさあこらから大活躍するぞ!って意気込んでいる様子でした。ニューオリンズでわたくしは彼と知り合ったんですが、すぐ仲良くなりいろんなギグで一緒に演奏しました。今回も日本に行くからトミーにギター弾いてほしいってメールもらって、ゴールデンウィークを楽しみにしていたら皮肉なことにその公演前日に亡くなってしまいましたまだ20代、惜しまれますね。

でも彼から受けた影響はワタクシの血となり骨となり生き続けます、ありがとうトラヴィス、R.I.P


てな感じでいろんなことのあった一年でした。43歳になって更にいろんなことが淘汰されてきてシンプルな方向に向かっている感あり、充実してきましたヨ。


残すところ2015年もあと少しですが、今年もカウントダウンライブは大阪です!


12月31日 大阪 100LOUNGE 

「New Year's Eve Party!!」

大阪市中央区千日前2-3-9 味園ビル2F

「2016 COUNT DOWN PARTY」
出演:BMQ/MITCH ALL STARS/ナオユキ他
開場 20:30/開演 21:30
料金 ¥3,000(ドリンク別)
問:100Lounge 070-6929-7446
メール予約 100lounge.misono@gmail.com


では皆様ごきげんよう!!


駆け足の年末

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 あぁ、クリスマス。何が「あぁ」だというと、クリスマスに楽しいイベントでも入るといいなぁと思って例年クリスマスあたりの予定をドカッと空けておいてオファーに備えながら結局何の音沙汰もなく・・・という考え落ちみたいなことを繰り返してはや10年近く経過しているワタクシ。マぁ普段からバタバタしているのでこんなときくらいホーリーでサイレントな時間を過ごすのも悪くないのでそれはそれで気に入っていたので、

今年もそんなかんじかなぁと思っていたらシンガーソングライターのHanah Springちゃんからお招きいただいて大阪でクリスマスコンサートに参加してきましたよ。


 実は初共演でして、一緒に演奏してみたいなぁと思っていたシンガーだったので11月くらいからお前は中山美穂かというくらいワクワクさせられていました。

Hanahちゃんは英語も日本語も美しくて、明るくい人なんですが、ギターも上手。それもそのはず、お父上がジャズギタリストの岩見淳三さん、だからリハーサルでコードの確認とかしてたらバリバリジャズコードのフォームで押えててウケてしまいました。

本格的なブラックミュージックを咀嚼して自分のものにして自分の言葉で表現している稀有なアーティストで、やっぱり思ってた通りのカッコいい音楽がありましたね。


 清水興さん(ナニワエキスプレス)、通称シミさんはズブズブなプレシジョンベースでリードしてたし、野上コウヘイさん(ex, Skoop on Somebody)はワタクシ初めてお手合わせでしたが久々に「カッコイイ」という言葉の似合うドラマーで、いきなりファンになってしまいました。よくライブにシットインしてくれるCHIKA+、そして今回初共演の男性シンガー吉岡悠歩くんのコーラスもバキバキでたまりませんでした。

あーおもろかった!!またご一緒したいもんですね。



そして大晦日まであとすこし!かけぬけます~


12月26日(土)高円寺ムーンストンプ

杉並区高円寺北2-22-6

03-3310-6996

ジェットウォン 港町神戸実演販売会 奇跡のトリオ演奏の夕べ

ジェットウォン tp.vo富永寛之 gtFUMING pf

Open19:00 Start20:00

¥2,500

12月27日 神楽坂 MINE

「MITCH&TOMMY」

START 19:00~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g)
info 03-5261-5227


12月28日 千葉 船橋 BUDDY'S

「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START 20:00~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 力武誠(ds)
info http://igrowth.jp/buddys/


12月29日浅草 HUB

「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START 19:20~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 力武誠(ds)
info http://www.pub-hub.com/index.php/shop/detail/6


12月31日 大阪 100LOUNGE

大阪市中央区千日前2-3-9 味園ビル2F

「2016 COUNT DOWN PARTY」

出演:ブルームーンカルテット/MITCH ALL STARS/ナオユキ and more!!

開場 20:30/開演 21:30
料金 ¥3,000
問:100Lounge 070-6929-7446
メール予約 100lounge.misono@gmail.com

北の街でウクレレワークショップ開催など。

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 皆様明けました。めでたい人もめでたくない人もどうぞよろしくおねがいします。 


2月に東北、北海道でウクレレワークショップを開催することになりました。

山形~盛岡~八戸~函館と、極寒の東北北海道を狙ってスタッドレスタイヤの性能を確認がてら車で走ってゆきます。ひとり旅なのでデイヴ平尾の「ひとり」をエンドレスで聴きながらドライブしようと画策しています。


 初めて開催する山形、盛岡、八戸では、ドレミを覚えてウクレレで音遊びをやってみたいと思います。

コレ、各地で去年やってみたんですが、ワタクシも生徒もみんな楽しいんです。

というのも、大の大人が小学校のタテブエみたいな感じで感性のみで弾いてゆくのでベテランもその日はじめて楽器を持つ人もレベルの差を感じずに感性を養ってゆけるし、気が付いたら1曲メロディーを弾けるようになっているというもの。

 2回目の開催にしてすでに「富永ウクレレ教室函館校」と命名されてマルチ商法のような発展を遂げている(ウソ)函館では、ウクレレ部も結成されているようで簡単な曲をチームに分かれてセッションしてみようという企画を考えています。また会場もワタクシ大好きな銀色のグラスというのもたまりません。

飲みに来てるのかウクレレ弾きに来てるのかよくわかんない感じが良いのです。

2/13 山形 まなび館ルームNo'8


「富永寛之ウクレレワークショップ」

17:30~
山形市本町1-5-19
定員15名¥3000

※ちなみに同日はハッチハッチェル&タマ伸也という凶暴なブッキングが近隣でなされているようで、そんなレアなカードはみなさん見逃さない方が良いかもしれません。



2/14 盛岡 nutmeg

「富永寛之ウクレレワークショップ」

盛岡市上田2-21-5

17:00

3000円

定員20名

info:08031482408

御予約はお早めに!!

※盛岡の美味しい食堂そして富永飲食組合認定ショップnutmegでたまにライブやってたんですが、今回はワークショップです。盛岡の騒音おじさんこと「荒屋くん」という極めてニシダトシユキにそっくりな人がたぶん登場すると思うのですが、今から楽しみで仕方ありません。 めぐママの優しい料理ももちろん楽しみです。


2/15 八戸 そば処おきな

「富永寛之ウクレレワークショップ」

19:00~

お蕎麦付き3000円

お蕎麦、ウクレレ付き5000円

貸し出し用ウクレレあり。

info:そば処 おきな 0178-22-5058

okinasobaya@yahoo.co.jp

※八戸の老舗蕎麦屋そして富永飲食組合認定ショップ「おきな」の何代目か忘れたけど当代店主「しんちゃん」がくれた一通のメールからワタクシと八戸が繋がり、以後ライブをしたり、CDを作ったり、とにかく縁が深い街になりました。

そして当初のオファーだったウクレレワークショップが遂に実現します。

パチスロマニアのしんちゃんの粋な計らいで受講者にお蕎麦を振舞ってくれるそうです。これは嬉しいですね♪



2/17 函館 深夜喫茶銀色のグラス

「ウクレレ教室函館校」

函館市梁川町18-1

19:30~

\3.000‐

info:080-4574-0138(19:00~)

※函館の深夜喫茶「銀色のグラス」にオーガナイザーのユリーに連れてってもらったのは去年の秋。昭和なスナック的カウンターを残したままサブカル路線なデコレーションの店内と店名に圧倒されてつい赤玉ワインをすすってしまいました。カウンターのグラスとグラスの間をすりぬける猫が可愛くて、トイレに不良番長のポスター貼ってたりよくわかんないエレクトーンの歌謡インストが流れるこの場所が大好きです。

浜松のエスケリータ後藤くんのことを思い出してしまうセンスだな。

お酒を飲みながらのワークショップって特にワタクシ好みなスタイルなので今から楽しみです。


そういえば、リットーミュージックの「ウクレレマガジン14号」

で、恒例のソロウクレレアレンジを掲載しています。

選曲はこんな感じ♪

「グリーンスリーブス」
「ダニーボーイ」
「ジョージア・オン・マイ・マインド」
「ムーングロウ」
「私の青空」
「時代」中島みゆき
「満月の夕(ゆうべ)」
「アリラン」
「赤い河の谷間」

全曲譜面連動の動画もアップしていますからこちら からどうぞ~




そしておかげさまでお隣韓国でも発売されたり、イイ感じでロングセラーが続いています「JAZZアレンジで楽しむソロウクレレ映画音楽集」

30曲分のCDも付いて2200円という破格設定してしまったのでもう打つ手がありませんww

ウクレレ弾かない人でもCD聴きながら、ページの半数を占めるワタクシの余談的曲解説と暴言的エッセイ、そしてお腹が減ったら料理のレシピを掲載しているので楽しんで頂ければと思います。

これも全曲連動動画をアップしていますのでコチラ からどうぞ~♪

こちらはワークショップでも販売します&サイン強要しますw。



新年早々ウクレレ弾きたいモードになっているので今年はウクレレを演奏する機会を増やせたらなぁと思案しています。春あたりからブルームーンカルテットをウクレレで再始動しようと思っているので楽しみですよ。

また、いろんな場所でウクレレワークショップ&ライブを開催出来たらと思っているので主催してくれる人や、希望者の方もよかったら問い合わせてみてくださいね。

Blue Film Production

E-mail: bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp

までどうぞ♪


そしてそろそろリリースラッシュが始まります、追ってお知らせしますね♪



ウクレレワークショップでの出来事

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ワタクシ、祐天寺のPOEPOE というウクレレショップで月1回ウクレレワークショップをやっているんですが、そこでの出来事。


以前、機材の使い方やサウンドメイキングの解説をする特別講義をした時、あるおじいさんが参加していて、アンプのセッティングのマニアックな内容なのに、時折弾くワタクシの演奏を目を閉じて噛み締めるように楽しんでいってくれた記憶がありました。

そして先日、ワークショップの教室にそのおじいさんがいました。

...

弦楽器の経験はなかったが、8年ほど前にウクレレを手に入れて見よう見まねで一人で楽しんでいたそうですが、それにしては楽器の構え方も様になってるし、レッスン内容の飲み込みもなかなかセンスよくて、老人にしては勘のよい人だなと思い、レッスン終了後にお話をしてみました。


非常に謙虚な方なんですが、こちらが『なにか楽器でも若い頃にしてはったんですか?』などと、たくさん質問して行くうちに、『先生、私は80歳ですが、実は若い頃にサックスを吹いていましてね、米軍キャンプの慰問演奏などで音楽活動を始めましてですね、ジャズとラテンをえんそうしていた頃があるんです、下手くそでしたけどねw』とおっしゃったので、もしやと思い、

『当時はビッグバンドが全盛ですよね?』と聞くと彼は目を見開き、当時を振り返るように
『先生、少しよろしいでしょうか?そうなんです、私も恥ずかしながらビッグバンドに参加してまして、キャバレーや地方公演、テレビやコンサートホールの仕事がたくさんあって、それは華やかな世界でした。私が在籍したのは昭和40年以前のことですが、チャーリー石黒と東京パンチョスというバンドでした、到底ご存じないでしょうね、、』 驚愕。知らないわけがない。

日本のラテンビッグバンドの草分けな存在、渡辺プロダクションの擁するスマイリー小原とスカイライナーズと人気を二分したビッグバンド、中尾ミエ、森進一、布施明、など名歌手を輩出した名門です。
彼はこのバンドの四番テナー奏者だったのです。


ワタクシは昭和30-40年代の音楽が大好きなので、嬉しくなってしまい、あれこれ彼から話を聞きだしてみたら、

やれペレスプラードを舞台袖から見たことがあるとか、渡辺晋に指導してもらったことがあるとか、とにかく白木秀雄がかっこよかった、バンドマンの給料が何よりも稼げた時代だったとか、羨ましい興味深い話ばかりで、なんか教えに行ったのに教えてもらった感満載で、彼との貴重な時間を過ごしました。


そんな彼に、『先生のような世界を股にかけるバンドマンに教えてもらい恐縮ですし、なにより先生の演奏を聴くと素晴らしくて涙がこぼれます❗昔の仲間は死んだり行方知れずで、長い間音楽と離れていたんですが、今では毎日ウクレレを弾いていますよ。』と言われたのには、震えてしまいました。

素晴らしい経歴を、しつこく問い詰めるまで話そうともしない謙虚さ、こんな素晴らしい人が、ワタクシごときを尊敬してくれるだなんて、バンドマン冥利に尽きますね




チャーリー石黒と東京パンチョス

春よ来い

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 さて、春が近づいてきましたが、今年も冬眠できずに年始からウロウロしていたわけですが。


 jet wong a.k.a 黄啓傑と二人で年始のあいさつ的ライブをしにわざわざ宇和島のヘビメタ専門バー「油屋」に出向いてライブもほどほどに自作のチキン南蛮を食べさせる宴を開いたのが今年最初の記憶でした。宇和島には友達が多く、みんな陽気で、ライブやって最前列からお客さんが座ってくれる系の参加型で、行くと帰るのが嫌になる「札幌理論」な街です。


油屋の店主えいじくんがワタクシのために前掛けを作ってくれました。もうね、嬉しすぎても泣くわけにもいかず、サービスでチキン南蛮の油切りを若干甘めにして対応しました。
愛染、いや、藍染めのヘビーボディーです。トレーシーローズもビックリですね。



アイラブ宇和島。これからもどうぞよろしく。


富永飲食組合謹製チキン南蛮


 コンロが一口と流し台があれば製作可能なので各地で本能の赴くままに揚げまくっていました。演奏とセットで提供していましたが、演奏はいつでもできるので飲食製作団体「富永飲食組合」だけでも承っています。食べたい奴はメールちょうだい。



 その後は、年始恒例のハッピーユニット「The Trio/Mitch Tommy%Show」のツアーで各地を巡っているうちに2月になってしまいました。割愛しようと思ったけど、ツアーの合間に博多港からザ・ミッチと釜山に弾丸船旅に行ったら楽しすぎて盛り上がりすぎて昼からチキン屋でビールと甲類で酩酊した上に、土産に買ったマッコリ6本中5本を帰りの船の中で飲んで真冬の玄界灘を運行する甲板に半袖で繰り出して歌を歌い抱き合い、まったく韓国マナーで盛り上がりました。


 さらに居合わせた韓国人バンドマンと意気投合して民間外交に興じていたら猛烈な二日酔いからの結果カゼを発症してしまった2人。

残りのツアーは最悪!かと思いきや、熱量の多い華やかな日々になりました、風邪は全然治らなかったけどね。。。


 なにげにTheTrioでセカンドアルバムを出しています。しかし、代引き通販は未だしていません。

理由はひとつ。

昨年秋に、札幌のBUDDY BUDDYで盛り上がり過ぎて帰路の路上で実印を紛失してしまって郵便局の口座を開けないだけです。


 実はこの時に、車のカギも家の鍵も亡くしてしまい、キーシリンダーから作ってもらったら5万円の勉強料を支払う事件も勃発していて、あとにも先にももうないであろう大虎並みの酩酊は厄年を締めくくる祭典としてはふさわしいものでしたよ。

実印と鍵は無くしたけど、警察にもいかずに居たら「一応届問い合わせた方がいいんじゃないの?」とみんなに言われましたが、後ろは振り返らない性質があるワタクシ、頑として警察には行かずに第3モッキリセンターに甲類を飲みに行きました。


 ちなみにTheTrio2は2500円で各メンバーのライブ会場などで絶賛発売中です!どうしても通販で欲しいという人はブルーフィルムプロダクションにメールくだされば代引きではないですが送料無料で発送いたしますのでこちらまでどうぞ♪ bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp


その後は、東北一人旅。ウクレレワークショップという名目で各地をパトロールしてました。


世の中に似た人が何人いるとかいいますが、先日函館でウクレレワークショップをやった時にかなり似た人に会いました。

生徒のナオトくんです。しかもペアルックしゃねえか。ナオトくんが考案したエアウクレレで本当にウクレレを弾いているように見えるTシャツです。ワタクシはXL。洗い替えにもう1枚欲しいんだよなぁ、ナオトくん。


SAX奏者の田中邦和(ブラックベルべッツなど)とワタクシもよく似ていると言われます。こちらは顔とかではなく、体型というかシルエットというかほぼ同じなんです。こういう部分が似ていると、話題もテンポも似てきます。お互いツアー中にメッセンジャーで夜中チャットするのが趣味でもあります。

本番前に多量に飲酒するところも似ていますね。


最近では、ブルームーンカルテットのベース奏者、工藤精とも似ているとよく言われます。

示しあわないのに服まで似てきます。これは相当な密度で一緒に居る夫婦が似てくるとか、飼い主と犬が似てくる現象に近いような気がします。もう少し実験を続けてみたいと思います。


 そういえば、先日ブルームーンカルテットで久しぶりにレコーディングをしました。一昨年にライブ盤(自分的に名盤)を出して以来だから1年空きましたが今度はスタジオ盤を仕上げてみました。ほんと、お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません。


 このことは回を改めて詳しく書いてみたいと思いますが、とにかく音、演奏、センスともにグッとくるものがありました。自分たちも皆さんも大好きな曲を集めて、原点に戻ってウクレレとコルネットの素朴な世界を楽しんでいます。何とギターは一切弾いていません、ウクレレ、コルネット、ウッドベース、ドラム、そしてワタクシがフェンダーローズ、何と黄ちゃんがカシオトーンを弾いてふざけているというのが聴きどころかもしれません。4月あたりには出来上がる予定で現在準備中ですよ~。


 今回のレコーディングでは、ここんとこライブでウクレレを弾く時に必ず使用しているプリアンプ「ピュアウクレレ」を試してみました。

 どれくらい気に入っているかというと、録音にマイクを併用することを一切しなかったくらい気に入っています。よくもこんな名器に出会えたなぁと、感度すらしてしまう音質。


 そもそも生楽器を増幅すること自体に無理があるのでアコースティックギターやウクレレなどは、ライブでは諦めた音質で別物としてアタマを切り替えて音を作るのが常識的で、それでも生音感がほしい人は高価なコンデンサマイクと併用して音を作ります。


 しかし、ワタクシのような人間は、コンデンサマイクなど持ってもすぐビールかけてダメにしてみたり、WHOのロジャーダルとリーみたいにマイクグルグル回したりできないかとビジュアル的模索をしがちなのでマイクの併用は向きません。


ロジャーダルトリーさん(ピーク後)


ちなみに内田裕也さんの独特のピースをマイクと口の間に付ける仕草は実は何と「ステレオになる」のだそうです。
エジソン以来の大発明です。目が離せませんね!

「俺にはステレオケーブルなんていらねぇ♪」



余談はさておき。


 だからライブではアンプなりラインに送って事なきを得るのですが、レコーディングではマイクオンリー、またはマイクメインでラインを足すのが常識で、今回どうしようかと考えていたら、ワタクシのサウンドデザイナー、ガンボスタジオの川瀬さんから、「コレかなりいいので、試しにコレだけでやってみません?」といわれて試し録りをしてみると、2人で驚きの表情に。

二つ返事で「コレでいきましょう」というわけで思い切って今回はピュアウクレレを全曲に使用しています。


 正直、録音知識もないのにマイクやヘッドアンプの年代や型式ばかり頭でっかちになってる音楽家も技師も多いと思うんですよね。そして、カシャカシャした音だったりノイズ乗りまくった無茶苦茶な録音して「ウム、やっぱりこのマイクは素晴らしい!!」とか言ってるの長年聴きながらクスクス笑って生きてきたので、今回のウクレレの全ライン化はまったく痛快ですw。スペックじゃない。音楽は気持ちです♪アナログでもデジタルでも何でもいいんですよ、イイ感じなら。


 ウクレレ持ってライブする明るい人も、宅録したりするような友達の居ない人にも超お勧めですよ。ウクレレ弾かない人でも、見た目が可愛いので置物にしたらいいと思いました。


これだけ宣伝しても何の利益もないからリンクは貼りません。勝手に探して勝手に買って下さいね♪



 そんなわけで春以降ブルームーンカルテットはニューアルバムを持ってツアー期に入ります。自分的にウクレレ弾いてるのが相当楽しくなってきたので特に夏場はグルグル回ることになりそうです。小池一夫とか村西とおるのツイッター見たり、トランザム7000のDVD見てバートレイノルズとジェリーリードのチームワークにトラック野郎の桃次郎とジョナさんを重ねてみたり、噛まずに玄米食べて胃腸を鍛えたり、自由が丘のカフェで地味な服の店員に蚊の鳴くような声で「いらっしゃいませ・・・」と文化的に囁かれてキレたり(不自由が丘スタイルといいます)、それぞれいろいろやることやってお待ちください、お楽しみに~♪




できました!

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 別にね、「あんた、EDって言ったのに!出来ちゃったじゃないの!どうするのよ!責任とってよ。あんたバンドマンでしょ?責任なんかとれないでしょ、どうせ各地に子供がたくさんいるんでしょ!認知しなさいよ!!」と詰め寄られたわけでもなく、それはそれはめでたいブルームーンカルテットの新作が出来たのです。

こんなジャケットです。


 イラストと写真の合体なこのデザイン、八戸の友達「たくちゃん」が手掛けたサイバーパンクな仕上がりに一同唖然としました。

「アリやで!」

そう、まるでスライ先生のフレッシュのようなこの近未来館感は非常に好みだったわけです。




 ブルームーンカルテットの通産5枚目か6枚目かになるニューアルバムは「リクエスト」という名前になりました。涙の~とか、with the~とかがつくフミヤ先生やピーターソン先生ほど自信はありませんが、自分たちもお客様たちも大好きなチューンをシンプルに演奏した作品です。

 長年ライブバンドを渡り歩いてきたので、新作をいくら出しても言われることはいつも同じで。
「やっぱライブのほうがいいですね!」

 まぁ、アルバム良くてライブが良くないと言われるポップスバンドよりはマシかなと思うんですが、今回は自分でもCDとしていい感じに仕上がったんじゃないかなと少しは思うんです。
だから聞いてほしいですね。

 リリースの時期が期せずして我が故郷の名物「いかなごのくぎ煮」の最盛期という偶然も必然、時代や世代で変わらないコクある部分がこのアルバムにも込められているといいなぁと思いますが、年々この言い回しの説教臭さが増す自分をどのタイミングで老人と認めるのかを考えながら過ごす春の午後は桜の花などまったく視界には入ってこず、ただひたすら昨年何人かに言われた「富永さん、そろそろ還暦でしょ?」という言葉がこだまするだけなのですよ。

 かれこれ中3で38歳と呼ばれて15で不良にはなれませんでしたがフミヤ先生よりは身長だけは高くなりました。そろそろ彼をカヴァーをする時期に差し掛かってきたのかもしれません。

そういえば、ローリングストーンズ。

 生まれつきミックジャガー耐性の備わっていない特異体質のワタクシは40前までストーンズやミックの「郡上おどり」が全く理解ができなかったどころか何なら「大嫌い」だったのですが、ここんとこ雪解けが起こり、そこまで嫌いじゃなくなってきたのです。生まれつきビルワイマンだけは興味があったのがここにきて効果を醸し出してくれているようです。今では矢沢の次はミックジャガーかもしれないなぁと、人気急上昇、心のヒットチャートでは5位あたりに位置するようになりました。


ビルワイマンさん。あまり働かなかったようです。

何が言いたいかというと、嫌いなものは好きになる可能性が結構ある、ということ。

 子供のころ、全然好みじゃない女の子のに「ブス、ブス」と文句ばっかり言っている間に最終的に恋心を持ってしまったことがあります。


興味がないというのが一番良くなくて、好きでも嫌いでも振り切ったらそうなるのですね。

 左翼から右翼に獄中で転向とか懐かしい赤尾さんの話や、ブルース好きの老舗バーのマスターは一同に声を揃えたように「ブルース嫌い!」と呻いていたり。
ソウルミュージック一辺倒だったシスターが「やっぱりマウンテンミュージックこそアメリカをものがったっているわ。」とか。


 実際、ブラックミュージックを中心に好んできたワタクシ、今一番好きなのはテックスメックスバンド「ロスロボス」と「亀有ブラザーズ」だったりします。


 余談ですが、広島でテックスメックス料理店を発見して、テックスメックスなんて珍しいねと思いながら暖簾をくぐり、なんかおかしいなぁと思っていたらデビッドリンドレーみたいな大将がでてきたのでランチを注文したら「肉じゃが」が出てきました。意気投合して店でライブをやらせてもらったのはいいものの、呼んでもないのに横でエレキギターを持って中近東のような音階を2時間弾かれてからテックスメックス料理屋には行っていません。10年以上前のことですが今でも夢に出てくるくらい不思議な体験でした。

テックスメックスはいいとして、、、、、。


 あんまし決めつけずに生きようとか思うことすら不自然で、自由に振り切ってたら勝手に意識が変わってきて面白いことになるんだなぁと最近そんな心境だったりします。


 そんな中で安定して好んでいる音楽の世界が少なからずあって、それは古いスタンダードソングや映画音楽のようなもの。イージーリスニングなものって昨今なかなか耳にする機会が少なく、ワタクシの大好きな正月のイトーヨーカドーでかかる「お琴で弾くサザンオールスターズ」すらまるで見世物小屋の衰退と同調するかのように世の中から少なくなっていっているように思います。


 そんな中、良い曲をシンプルに変わらず演奏しようという、まぁ世の中と逆行するようなコンセプトで集まってはや8年か9年くらいになるブルームーンカルテットですが、ジャズのインプロヴィゼーション(即興演奏)に傾倒した時代があったり、電気楽器に持ち替えてファンク化して夏フェスで踊らせてみたり踊らされたり、ニューオリンズ音楽に取り組んだり、ほんといろんなことをやってきました。そして再び本来のコンセプトでやってみようとなってきて出来上がったのが本作「リクエスト」なんです。


 2016年4月中旬リリース予定なんですが通販の予約は絶賛受付中で、すでにメールがどしどし寄せられています。期待が高まっているのでしょうか、血圧も上げ目でお待ちしていますね!

 今年はワタクシ富永寛之シグネイチャーモデルウクレレの2016年バージョンもこのあと発表を待つばかり、そして初夏からアルバムを持って鹿児島から稚内利尻島まで旅をします。皆様お楽しみに♪


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アルバムタイトル: リクエスト

ブルームーンカルテット
黄啓傑(コルネット、カシオトーン)
富永寛之(ウクレレ、フェンダーローズ)
工藤精(ウッドベース、パーカッション)
木村順士(ドラム、パーカッション)
スタジオ  ガンボスタジオ
エンジニア 川瀬真司(ガンボスタジオ)
デザイン  吉川拓志(そーるぶらんち かふぇ)
定価:¥2,500-(税込)
品番: KMJ-0003
制作: ブルーフィルムプロダクション
ウェブサイト:http://ameblo.jp/bmq2009/
収録曲
1.ラスタワルツ
2.クラリネット・マーマレイド
3.知りたくないの
4.映画天国
5.グッドライフ
6.私の愛
7.黄色いリボン
8.オンマイサイド
9.ジュビリー
10.アフタータイム
11. ラブ・メドレー
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通販予約のお知らせ

 本作「リクエスト」は、ライブ会場、ブルーフィルムプロダクション代金引換通販にてお求めいただけます。初夏から全国ツアーを予定していますが、4月中旬より通販発送開始しますので会場でお求めいただくよりも早くゲットできる方が多数だと思いますので代金引換通販をお薦めしています!!

ご注文方法

ブルーフィルムプロダクション通販メール「bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp 」に、お名前、発送先ご住所、電話番号、ご予約枚数を明記の上、メールをお送りください。
(返信トラブルが発生しますので、メール受信設定をご確認の上送信願います)

代金引換郵便にてお送りしますので代金を局員にお支払いください。

商品発送は2016年4月第3週目を予定しております。

ご予約特典

ご予約いただいたお客様に特典がございます。
送料、代金引換手数料、を当方で負担させていただきますので代金2500円のみでお求めいただけます!!

初夏よりリリースパーティーを全国で展開しますので皆様是非遊びに来て下さいね!!

受注開始!!富永寛之モデルコンサートウクレレ2016ヴァージョン出来ました♪

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富永寛之モデルの2016年ヴァージョン 「THC-TOMMY16」 が出来上がりまして1号機を早速弾いています。


以前からワタクシが愛用しているウクレレブランド「Truth」で通算3作目になる2016年ヴァージョンなんですが、いろいろこだわった甲斐よしひろあって傑作になりました!


まず見た目はこんな感じ。



アーティストモデルの「キワモノ感」を求めず、ニュースタンダードになればいいなぁという思いでTruthと試行錯誤して出来上がった新作は、随所にこだわってみました。


・ちょっとだけロングネックにしました。今までのコンサートサイズのボディに、約25ミリ弦長を延ばして少しだけネックが長くなっています。

 これは、どういう効果があるかというと、格段に弾きやすくなります。たった25ミリですが、フレットとフレッ     トの間が少し広くなることによってワタクシのような太い指の人間や、ギターから転向したした人、そして隣の弦に指の腹が当たってしまう女性など、要するに多くの人に効果的て、とっても弾きやすいんですよ。

 しかしこれ以上延ばしたら、ワタクシの思うところのウクレレっぽいサウンドが出なくなってしまうので、ちょうどよいのが25ミリ延長でした。もう、これがスタンダードになったらいいのに!と思うくらいしっくりきます。以前からTruthブランドのウクレレはピッチ(音程)が良いのですが、今回のロングネック化で更に音程が精密になりました。そして少し強めの弦テンションはとにかく弾いていて気持ちが良いのです。


・ ボディ材にトラ杢の高級フレイムメイプル材を使いましたウクレレの世界では、ハワイ由来の楽器ということもあって「ハワイアンコア」という木材を使うことが元々は多く、有名メーカーもこぞって「コア材使用」を推し進めていたのでいつしかウクレレ好きな人の「コア崇拝」が定着してしまいました。

でも実際は、コア材は材質の個体差がすごくあって、あまりにも音が1本1本違いすぎることや、経年変化で極めて割れやすいとか、独特の乾いた音も、ピックアップで出力してしまうとほとんど反映されなかったり、あまり低音が出ないので素朴ではあるが密度のある音色ではない。そんなところで、ワタクシは以前からコア材にこだわる理由が理解できませんでした。

生音で浜辺で弾くにはコア材は、雰囲気のある音色ではありますが、ワタクシのようにバンド編成で演奏したり、ハワイアン以外の音楽を演奏するにはマホガニーやメイプルなどのギター材が向いていると思っていまして、今回フレイムメイプルを起用してみると、、、、

大当たりでした。もちろん、堅い木材なので独自の骨組みや設計上の試行錯誤を経てイイ感じになったわけですが。

コアとは少し違う明るい音色は、耳にも優しく、そして音の密度が高く、結果、ピックアップに乗せた時の音色が生音と極めて近いという素晴らしい特徴を生んでいます。


夏っぽい雰囲気にしたかったので、明るめの塗装で仕上げて、トラ杢も綺麗に出ていますね!!


・ネック裏を艶消し塗装にしていますこれは、前作から採用しているのですが、ラッカーでツルツルのネックは親指のおさまりが悪くて苦手なワタクシの好みを反映させて、サラサラ仕上げにしています。季節問わず弾きやすいですよ!


その他 サウンドホールを真円にしてロゼッタはアイボリーでクラシックギターのようなイメージに。

       ポジションマークはマーティンなどにあるようなオーセンティックな柄に。

       ボディのバインディング(縁取り)風の塗装抜き部分をつくりました。

       扱いやすいゴトー社製ギアペグ採用

       ラベルにTommyサイン入り

       富永寛之×Truthコラボハードケース(別売)

         

今回の新作ウクレレを作るにあたって、テーマがありました。

1作目は豪華絢爛、2作目は1作目のシンプルバージョン、

そして3作目は実用スタンダード。でもプレイヤーのワタクシがメインで使う楽器。


適っていると思います。それを証拠に、

PU,ケース無しなら

価格\120,165- 税込み価格 \129800-です。

ちなみに1作目は30万弱、2作目は20万弱、かなりのお求めやすさですが廉価版ではありません。

完全ハンドメイドで納期も約90日いただいています。

スペック詳細は一番下に記しておきますのでご興味のある方はご覧くださいね。


何年かウクレレ弾いてて、高級機種とまではいかなくても10万円すこしくらいの楽器に興味持ち始めた人に是非手に取ってもらえたらなぁと思います。


ご質問、ご予約、お問い合わせ、販売はワタクシのオフィス、「ブルーフィルムプロダクション」

で承っています。bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp までご連絡いただけると幸いです。


実際に弾いてみたい方はライブ会場やワークショップ会場にてお気軽に声掛けて下さいね!




1号機と、新作。ね、すこしだけ伸びたでしょ?


Truth 富永寛之モデルウクレレ2016年ヴァージョン

ヘッド THS ローズ
ヘッドインレイ       Truth 転写
ペグ            UK-700 ニッケル              

指板            ローズ
指板R R400
指板幅           35.5-44.5(12F)
スケール          406(203×2)     
フレット          18F  #764 14Fジョイント
ネック握り         16(1F) - 20(9F)
ボディ           THC型
トップ           フレイムメイプル
トップ&サイド       フレイムメイプル 
胴厚            54-64

ボディバインディング
              表裏 ナチュラルバインディング

ブリッジ          THS型 ローズ

ナット/サドル 牛骨

弦ピッチ          14(ブリッジ)


価格:\120165-

税込価格\129800- 

オプション:フィッシュマンピエゾピックアップ 税込\16200-

指板ネーム彫りこみ 税込\10800-


販売:ブルーフィルムプロダクション bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp


お問い合わせお待ちしています。




夏の予定(6,7,8月の公演スケジュールです)

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夏の予定がだいたい出揃いました。よく弾いて、よく食べて、よく泳ぎたいと思います。夏はブルームーンカルテットばっかりです、なんかTUBEみたいですね。ということで皆さん遊びにいらして下さいませ♪



6月5日 祐天寺 poepoe(富永寛之ウクレレワークショップ)

http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/11909/


6月7日(火) 福島 AS SOON AS (BMQ)

福島県福島市大町1-16
20:00 ¥3,000
問:AS SOON AS 024-524-0750


6月8日(水) 山形 Noisy Duck (BMQ)

山形市七日町3-3-31
19:30 ¥3,000
問:Noisy Duck 023-633-6506


6月9日(木) 盛岡 ナツメグ (BMQ)

盛岡市上田2-21-5
19:30前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(1ドリンク付)
問:ナツメグ 080-3148-2408


6月10日(金) 八戸 saule branche cafe (BMQ)

八戸市馬場町4
20:30前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:saule branche cafe 0178-46-5137
メール予約 saulebranche@yahoo.co.jp


6月11日(土) 弘前 cafe ruuDho (BMQ)

弘前市上瓦ヶ町11-2
19:00 ¥3,500(1ドリンク付)
問:cafe ruuDho 0172-88-6229


6月12日(日) 青森 CRAZY HORSE SALOON (BMQ)

(青森市本町2-1-26)
19:00前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:CRAZY HORSE SALOON 017-777-3343


6月15日(水) 横浜 Jazz Spot DOLPHY (BMQ)

横浜市中区宮川町2-17-4 2F)
19:30前売 ¥3,000/当日 ¥3,300
問:Jazz Spot DOLPHY 045-261-4542


6月16日(木) 浅草 HUB (BMQ)

(台東区浅草1-12-2 1F)
開場 18:00/開演 19:20
料金 ¥1,600(ドリンク別)
問:浅草HUB 03-3843-1254


6月17日(金) 国立 NO TRUNKS (BMQ)

国立市中1-10-5 5F
20:00
問:NO TRUNKS 042-576-6268


6月18日(土) 宇都宮 toko (BMQ)

宇都宮市東町316-5
19:00
料金 ¥5,000(フード&1ドリンク付)
問:toko 028-661-0788


6月19日(日) 高崎 Live&Cafe Sorao Bar(BMQ) 

高崎市中紺屋町23
問:Live&Cafe Sorao Bar 027-387-0880


6月25日(土) 尾道 ら・ ぽると (BMQ)

尾道市土堂2-9-19
19:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:細谷 090-6439-1053


6月26日(日) 西条 HOTEL GRAN CASA(BMQ)

東広島市西条本町17-13
franc's 17th anniversary festa
15:30前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
問:franc's 082-421-5896
メール予約 ticket@francs.jp


6月28日(火) 加東市 PINK HOUSE(BMQ)

(兵庫県加東市藤田307)
19:30前売 ¥3,500/当日 ¥4,000(ドリンク付)
問:PINK HOUSE 0795-42-6776


6月29日(水) 梅田 NEW SUNTORY 5(BMQ)

曽根崎2-10-15
19:30
料金 ¥1,800(要ドリンク&フード オーダー)
問:NEW SUNTORY 5 06-6312-8912


7月5日(火) 浜松 エスケリータ68(BMQ)

浜松市西区大平台2-48-30
19:00¥3,000
問:エスケリータ68 053-485-9968


7月8日(金) 松江 MUSIC BAR Birthday(BMQ)

松江市寺町203-1
20:00 ¥3,000
問:MUSIC BAR Birthday 0852-21-0120


7月9日(土) 境港 喫茶クロ(BMQ)

(鳥取県境港市中町26)

19:00 ¥3,000
問:喫茶クロ 0859-44-2086

7月10日(日) 津山 地味庵(BMQ)

津山市伏見14-1
19:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:地味庵 0868-24-6266
CAKE WALKER 0868-25-2551


7月11日(月) 岡山 hair attic(BMQ)

問屋町7-102 Booth BLD South Wind 201
19:30
¥3,000(1ドリンク付)
問:hair attic 0120-113-931


7月15日(金)京都 west harlem(BMQ)
中京区紙屋町366 レイホウ会館 B1F
問:West Harlem 050-1016-0099


7月16日(土) 長島スパーランド 公演決定!!


7月17日(日) 大紀町 ひのき家(BMQ)

度会郡大紀町滝原870-34
18:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
※小学生以下無料
問:ひ のき家 0598-86-3709


7月19日(火) 弘前 専求院(BMQ)

弘前市新町249
:専求院 0172-32-7777


7月21日(木) 函館 ブルー ポイントアネックス (BMQ)

函館市本町4-26 4番街グリーンビル
20:00
前売 ¥3,500/当日 ¥4,000(1ドリンク付)
問:yurry.antoyanet@ezweb.ne.jp



7月22日 札幌(BMQ)

T.B.A

7月23日 増毛町 国稀千石蔵(BMQ)

稲葉海岸町53番地

18:00~¥3,000-

info:080-9610-6434


7月24日 雄武町(BMQ)

T.B.A

7月26日 利尻島(BMQ)

T.B.A

7月28日 帯広ホテルヌプカ (BMQ)

帯広市西2条南10丁目20-3

19:00~¥3,500-

info:KIS (加茂)090-8896-5997


7月29日 十勝池田町 ワインパブホイリゲ(BMQ)

池田町大通り2-1

19:00~¥3,000-

info:080-1885-6565(稲守)

7月30日 札幌FABCAFE(BMQ)

『いい音楽あります』

中央区南2条8丁目5-4

19:30~¥3,000-

info:011-272-0128


7月31日 古丹別(BMQ)

T.B.A

8月2日 北見(BMQ)

T.B.A

8月3日 深川メルティングポット(BMQ)

深川市2条9番10号

19:00~¥3,000-

info:0164-23-2424


8月18日 浅草 HUB(BMQ)
8月21日 生野町(BMQ)

8月22日 網野町(BMQ)

8月25日 金沢 もっきりや(BMQ)


8月27日 金沢 「ウクレレパイナ2016」(BMQ)


おしらせ

6/15日発売の「ウクレレマガジンvol.15」にブルームーンカルテットニューアルバム「リクエスト」のレビュー、 そしてウクレレフリーペーパー「ローリングココナッツ」に富永寛之インタビューとニューモデルウクレレの詳細が掲載されます。ウクレレマガジンは全国有名書店、楽器店、ローリングココナッツは全国の楽器店、ライブハウス、カフェなどで入手可能です。是非ご覧くださいませ♪




酔って酔わせて神戸

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春から夏へ、ワタクシの好きな季節です。だいたいにおいて夏から秋、秋から冬、ボーダーな、潮目とも言うべき領域が好きな趣向は音楽でも同じで、人種や文化が交錯するポイント、例えば、上海、マカオ、ニューオリンズ、東京、そして神戸など。好んでいると似たような感じの人が集まってきます。


先日テソンリーと行く神戸下町探訪と称して湊川新開地をめぐってきました。


テソンリーとKちゃん(キングブラザーズ)と、ワタクシ。


 ドレスコードはアロハシャツで白昼に集合した3人はバンドマンなのに音楽の話はあまりしません。

いすず117クーペの錆びるポイントについて、倒壊寸前の奇跡のうどん屋「伊勢屋」のおっさんの指のダシについて、ついて各語り口で展開するだけです。という意味では音楽的かもしれないですね。


 中島らも級の超低速語りのKちゃん、元パンクのくせに妙に文化的なテソン、ワタクシは1つの話題に30秒以上かけないスタイルでジャムっています。
湊川新開地に魅了されたのは最近なんですが、子供のころはよく湊川公園でギターを弾いたりしていて、そのころから変わらないのが囲碁や将棋に勤しむ先輩達。


 写真の風合いで妙に「木漏れ陽感」になっていますが、言うとこれはレンズに着いたワタクシの皮脂そのもの、ありのままのワタクシの結果そうなっただけで、実際はもっと「気迫」があります。何なら握ってる感すらあります。



公園を抜けて山側に広がる今時珍しい賑わう商店街「東山商店街」のはずれにある串カツ「稲田」 を目指します。


 1本90円、串の数でお会計、お酒は近所の酒屋で買って持ち込みです。腰は曲がっているがスピード感のあるおばあさん、ホンコンに似た大将が揚げる串カツは卵を使わないあっさりめの衣ですごく美味しいのです。

 ホンコンはワタクシ達が帰るときに持ち込んだビールの空き缶を貰ってくれる優しさ。持ち込んでるのに申し訳ないので聞くと「カンカン集めとうルンペンがおるから取っといたんねん」と流ちょうな神戸弁で更なるホンコンの優しさに包まれて胃の内壁の油コーティングも完了、坂を下ります。




そしてのり巻を食べに「ひかり」 へ。


 お好み焼き屋で、一風変わったのり巻を出してくれる店なんだけど、マシン化したおばあさんが手を止め、一旦退席。赤いベレー帽をかぶって再登場「おにいちゃんら帽子かぶっとうからわたしもな。」と仕上がったお好み焼きを綺麗にのりで巻いてくれました。おそろいやがな。


 チューハイをグビグビやりながら先日のライブお疲れ様的な話になりかけるもやはり余談に流れていすず117クーペの三角窓について、倒壊寸前の奇跡のうどん屋「伊勢屋」のおっさんの汁をこぼす回数について談話しているうちに遂に酔ってくるわけです。


 3人集まればやはり源八で寿司をつまもうということになり、ハマチ、マグロ、イカ、カタカナで書ける肴を中心に楽しみます。1貫70円とか100円くらいの安いお寿司なのにネタが異様に大きくていつも満足ですが

熟年アベックの痴話喧嘩、先輩の武勇伝、ネタの宝庫でもあるおやつ時間の源八は食事よりも余談をインプットされて満腹トリオです。



 かつては神戸の中心地だった湊川新開地、しばらくは三宮にその座を譲り、閑散としているかと思いきや、ローカルタウンとして生き続けて熟成も進み、今ちょうと旬なんじゃないでしょうか?

中華屋で謎の酒を飲んで沈没したり、この前行ったハンバーガー屋さんは想像を絶する美味しさだったり、友達の喫茶店でライブやらせてもらったりと、まだまだ面白いことがたくさんなのでさらに探検したいと思います。


探検ばかりしていたわけではなく、開発をしていました。

これが開発の成果です。

 2016年ワタクシモデルのウクレレのオプションのハードケースなんですが、生涯大切にしているギリギリアウト感を今回も表現してみました。これを持って全国のTOMMYに入店して店員の視線を感じることができるおまけつきです。これは売っても全く儲からないから、儲かるものを作ったらいいのにバカだな~と自分でも思うんですが、面白い事って商売と関係ないところにしか存在しないような気がしています。。。

だって、稲田の串カツのホンコンなんか何千本売ってもあんなもん儲かるわけないでしょ、だから面白いんだよね。





 中身はコレ。いつもワタクシのウクレレ作ってもらってるTruthの富永寛之モデルの最新作、トラ目のメイプルボディ、コンサートサイズに少しだけネックを延ばして弾きやくすなってます。完全ハンドメイドで時間かけて製作してますがやりくりして129800円というありえない低価格に出来た結果、ぜんぜん儲からないですww

詳しくはこちら

既に多数のご注文やお問い合わせを頂いてまして嬉しすぎてこの夏はウクレレばっかり弾こうと決めました。


写真に写っているピュアウクレレは付属していませんが、絶対入手した方が身のためですね、弾けばわかります。ワタクシは、コレ無しではもう演奏できません。


5月28日発行のウクレレフリーマガジン「ローリングココナッツ」 にワタクシのインタビュー、新作、そしてこのウクレレのことなど掲載されているので是非チェックしてみて下さいね。


そして、やけに好評なブルームーンカルテットの新譜「リクエスト」持ってツアーが始まってます!

全国のYAZAWA好き、ウクレレ好き、ファッションセンターしまむら好き、Wヤング好きは集合。

公演スケジュールはブルームーンカルテットブログ「サランヘヨ神戸」 でどうぞ~。



それにしても旅な日常で、最近ではワタクシの少し残っている関西弁から想像するのか、「富永さん関西にすんでいるんですか?」という一連の噂が飛んでいますが、これは昨年出た「北海道移住説」、10年ほど前に出た「ソウルに愛人説」などとともに特に肯定も否定もしないスタイルで今年も行こうと思っています。


恋は大人のだまされごっ~こ~♪

リリース情報など♪

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2016年も上半期を終えようとしていますが、ただいまブルームーンカルテットの夏ツアーの束の間の休息でようやく3分の1終えたあたりかなといった感じ。知らず知らずのうちに活動の中心が夏になって、ポストTUBEを自称して久しいのですが、春の間にコツコツ録音に参加していた2枚のアルバムがリリースされましたのでお知らせ。



まずは、チャイチーシスターズのアルバム「ガールトーク」


近年、ジャズシンガーのakikoと活動することの多かったことから彼女のプロデュース作である本作にも参加させていただきました。


チャイチーシスターズというのはSARIちゃんとYUKAちゃんの二人組のガールポップ色の強いジャズグループで、akikoのバックコーラスをしたり、各それぞれにソロシンガーをしているんですが、以前から美しいハーモニーやファッションがどこか懐かしい感じがして個人的にも大好きだったんです。


ピアノは納豆を愛してやまない小林創、ドラムは菅井きんに似ている大沢きみのり(bloodest saxophone)、ベースはライブの休憩時間に見たらたいがいカワイイ女の子と親密に話していることで有名な寺尾陽介、我が主席の黄啓傑も数曲吹いてくれています。

好きな仲間ばかりが関係して出来上がったアルバムなので素晴らしくないはずはないですね。元来のチャイチーの持つ魅力をakikoがあますとこなくハイセンスに引き出した作品になったのではないでしょうか?JAZZがポップミュージックとして流行していたころの空気が詰め込まれながらも現代の音楽になっています。


ガールのトークを覗き見するような携わり方でワタクシ本作には沢山のトラックでギターやウクレレを弾いています。選曲なんて、偶然か必然か大好物だらけでニヤニヤしてしまいます。是非聴いてほしいですね♪

http://store.universal-music.co.jp/product/pocs1456/




そして同発リリースのakikoのデビュー15周年のコンプリートアルバムは5枚組全50曲のBOXセット。

新録のものに数曲参加しています。

ツアーしたり、船に乗ったり、録音したり、イベントやったりと、いろんな環境で彼女と演奏してみて思うのですが、自然体の名人なような気がするのです。個性は強いがエゴのない、そして自分をプロデュースすることができる、、そんなシンガーってなかなかいないと思うなぁ。これからも大好きです!

http://store.universal-music.co.jp/product/pocs9134/?sci_refl=1




さて夏仕度ということでアロハシャツが先日到着しました。

沖縄のキヨサク(MONGOL800)が手掛けてるブランド aloha brossom。

今や体型がワタクシとほぼ一緒で、しかも近年はウクレレの弾き語りもやっていたり、同じプリアンプ使ってたりと、何かと共通項の多いデブ友の彼が着ている時点で、「これならサイズがある!」と変な着目の仕方をして早速ゲット。ちなみにピンクのアトミック柄はキヨサクの見立て。暑い夏を楽しく過ごせそうです♪

アロハ柄のワンピースやサンダルなど、女性も気になるアイテム一杯なのでお勧めですよ~

http://alohablossom.com/




さてこれからのスケジュールです。


6月25日(土) 尾道 ら・ ぽると (広島県尾道市土堂2-9-19)
開場 18:40/開演 19:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
問:細谷 090-6439-1053

6月26日(日) 西条 HOTEL GRAN CASA(広島県東広島市西条本町17-13)
franc's 17th anniversary festa
BLUE MOON QUARTET in HOTEL GRAN CASA new album release party 2016

開場 15:00/開演 15:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
問:franc's 082-421-5896
メール予約 ticket@francs.jp


6月28日(火)
加東市
PINK HOUSE(兵庫県加東市藤田307)
開場 18:30/開演 19:30
前売 ¥3,500/当日 ¥4,000(ドリンク付)
問:PINK HOUSE 0795-42-6776

6月29日(水) 梅田 NEW SUNTORY 5(大阪市北区曽根崎2-10-15)
開場 17:30/開演 19:30
料金 ¥1,800(要ドリンク&フード オーダー)
問:
NEW SUNTORY 5 06-6312-8912

7月5日(火)
浜松
エスケリータ68(静岡県浜松市西区大平台2-48-30)
開場 18:00/開演 19:00
料金:¥3,000(ドリンク別)
問:
エスケリータ68 053-485-9968

7月7日(木) 大阪 Madam PISA(大阪市中央区東心斎橋1-13-32 宝ビル1F)
開演 20:30
料金 ¥3,000(ドリンク別)
問:
Madam PISA 06-6241-9089


7月8日(金)
松江
MUSIC BAR Birthday(島根県松江市寺町203-1)
開演 20:00
料金 ¥3,000(ドリンク別)
問:
MUSIC BAR Birthday 0852-21-0120

7月9日(土) 境港
喫茶クロ(鳥取県境港市中町26)
開演 19:00
料金 ¥3,000(ドリンク別)
問:
喫茶クロ 0859-44-2086


7月10日(日)
津山
地味庵(岡山県津山市伏見14-1)
開場 19:00/開演 19:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
問:
地味庵 0868-24-6266
CAKE WALKER 0868-25-2551

7月11日(月) 岡山 hair attic(岡山市問屋町7-102 Booth BLD South Wind 201)
開場 19:00/開演 19:30
料金 ¥3,000(1ドリンク付)
問:
hair attic 0120-113-931

7月15日(金) 京都 West Harlem(京都市中京区紙屋町366 レイホウ会館 B1F)
問:
West Harlem 050-1016-0099

7月17日(日) 大紀町 ひのき家(三重県度会郡大紀町滝原870-34)
開場 18:00/開演 18:30
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(ドリンク別)
※小学生以下無料
問:ひのき家 0598-86-3709

7月19日(火) 弘前 専求院(青森県弘前市新町249)
問:専求院 0172-32-7777

FREE LIVE!!





7月21日(木)函館 ブルーポイントアネックス (北海道函館市本町4-26 4番街グリーンビル)
開場 19:00/開演 20:00
前売 ¥3,500/当日 ¥4,000(1ドリンク付)
問:yurry.antoyanet@ezweb.ne.jp (ゆめこ)

7月22日(金) 札幌 公演決定!!

7月23日(土) 増毛 千石蔵 (北海道増毛町稲葉海岸町53)
開場 17:30/開演 18:00
前売 ¥3,000/当日 ¥3,500(1ドリンク付)
問:080-9610-6434(長井)
メール予約 betterdaysgen@gmail.com

7月24日(日) 興部町 スナック さくら(北海道紋別郡興部町本町)
問:スナック さくら 0158-82-3318


その後も続きますが、追ってアップします!


そしてブルームーンカルテットオリジナル本染めてぬぐいの2016年バージョンが間もなく発売です!


昨年は紺色でしたが今年は新色、「ターコイズ」です。良質の生地を伝統の染技術で丁寧に作られたお値打な一品、1本1500円のファンサービス的なお値段で提供させていただきますね。

6/26の広島県西条の公演より売り始めですが、限定200本ですのでどうしてもお求めになりたい方は代金引換通販も承りますのでブルーフィルムプロダクション通販 bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp  に住所氏名連絡先電話番号を明記の上お送りくださいね。(代引送料手数料は一律500円で承っています。)



夏のおもいで

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2016年夏のおもいでを写真で綴ってみました。行った場所、会った人、時系列はバラバラ、ハートは赤いバラ。

にこやかに演奏するブルームーンカルテット

5月から9月頭まで全国を旅していたBMQ、まぁ各地にそれぞれの思いがあるわけで、基本好きな場所にしか行かない、というか、好きなことしかしないをモットーにしているワタクシが活動しているバンドなんだから当然全て楽しいわけです♪

これはオホーツクにある興部(オコッペ)という街のイカしたスナック「さくら」が会場ですね!

北海道の地方部ではスナックといってもかなりの大きな空間なことが多くて、ここのチーママをやってるふきちゃんが我々を招へいしてくれるわけですが、バンドは全くノーストレスでひたすら演奏するだけってことで自然にこんな笑ってしまいます。 酒飲みの多い会場なので、ひたすらワタクシとコちゃんの会話に参加してくるお客様の血の染みた一言一言にこちらが笑わせてもらいましたww

 

 

 

 

 海の景色

夏はワタクシの季節です。なぜならそこに海があるから。

綺麗な海といっても人それぞれに好みがあるのでしょうかね、ワタクシは岩場、磯、日本海。

サザエは角が生えてるものが良し、イシダイの居るポイントは大当たり、空を舞うトンビの声を聞きながら海の森の上を低空飛行と見立ててひたすらフィンをこぎ続けます。

 

スカフレイムスの伊勢さんと

 

二人とも笑顔でしょ。これは墨田区だったか、調理室付きの施設で料理を作って呑むというイベントにライター宮内健くん(ex, bounce編集長)が誘ってくれて、ワタクシはアホの一つ覚えでチキン南蛮とか作って振る舞い、伊勢さんは「イセリアン」と称してカルボナーラを作ってくれました。音楽と料理、この共通項をこよなく愛する同志ですね。

 

 ブルームーンカルテットの黄啓傑くんと

津山のケーキ屋さんcake walkerの地職夫妻とライブ翌日、cake walkerの横で恒例のバーベキュー。津山は牛肉の産地なので肉やホルモンで火災寸前に焼いて焼いて焼きまくりました。なぜワタクシが裸かというと、暑かったからです。暑くても乳首は立つんだということを立証したあとの一枚なのですが、完全にチーチ&チョンですね。ちなみにコちゃんの髭とタレサンが沖縄コザのロックの先輩「古堅タカシさん」にそっくりであります。

 

 

マルオ

チーチ&チョンと同じ日、津山のマルオと。

顔は怖いが心は優しい男。

マルオは17年くらい前から知ってて、当時は極度の不良でハコスカに乗ったり、人生劇場というバンドをやったりで、ライブにもよく来ては会場の最前列にゴザを敷いて一升瓶をラッパ飲みしながらツイストを踊るというスタイルで良く記憶にありましたね。

ある日、彼は公園でバーベキューの時にガスボンベの爆発事故に遭い、九死に一生を得て奇跡的に復活、今ではBMQの津山公演のときはいつもYAZAWAを歌ってくれるのが恒例になっています。 動物が好きで、好きすぎてネットのかわいい動物とかを見て泣いたりしていると聞きます。彼とジャムったり翌日に一緒にバーベキューしたりするのがいつも楽しみです。

 

 もっきりやで歓談

金沢のフリーコンサート「ウクレレパイナ」に呼んでもらって、前夜祭で古巣もっきりやに行くと

「あ!キヨシさんやん!、あ!校長先生やん!」となりました。

左、日本で一番好きなウクレレ奏者キヨシ小林さん、真中は、ワタクシがウクレレ教室を唯一レギュラーでやっているハワイアンショップ&スクールの校長先生、関口さん。皆さんにはサザンオールスターズのベース奏者と言ったらわかりやすいかもしれませんね。

右は最近「ミスターオモニ」というa.k.aが流行し始めたワタクシ富永寛之。確かに、彼らとは15歳以上年が離れているのですが、差を感じません。。。。老けてますね。

 

 

キヨシ&トミー

音楽家なんて、会話していたらすぐもどかしい気持ちになります。てことですぐジャムです。キヨシさんはギタリストでもあるしバンジョーも上手だし、まぁ引き出しの多い達人なんですが小さな体に大きな心、こんな素敵な豆おじさんは彼しか居ません。楽しすぎて翌日も深夜までジャムセッションをやってしまいました。

 

 幽体離脱

年を重ねるたびにどんどん似てくる工藤精とワタクシ。これは天満の昼呑みの際の1コマ。

もう長らく彼とタッグを組んでいますが、こうやって休みの日でも一緒に飲めるという気さくな人がワタクシは大好きです!このあと六反の河内音頭を見に行って、本場のディープなビートに圧倒されて二人して泥酔しましたww

 

 

 久しぶりの友

中洲ジャズで隣のステージだったので見に行ったバンバンバザール。ワタクシが卒業してからもう4年か、その間2人とは一度も会わなかったので懐かしかったです。

バンバンバザールは変わらないバンドでした、これぞブランドなんだなぁと感心して鑑賞、当時そのままやってて、そのほとんどは僭越ながらワタクシがアレンジさせてもらったものなのですごく嬉しかったです!黒川にも福ちゃんにも挨拶できたし、打ち上げでは黒川とザブケン君の伴奏でセッションしたし、お互いこうやってまた現場で会えたのが良かったです。

黒川は福岡でラジオパーソナリティーをしているとのこと、これは是非応援しないとね!ていうか番組に出演させろww

 

 MITCH ALL STARS

ミッチとツアーもしたのですが、名残惜しくて、メンバークレジットされていない札幌のライブにふらっと遊びに行ってきました。いつも彼との演奏に刺激をもらっていましてね、この夜も当然刺激鳥塚なワイルドワンな時間でした。

 

 YAMの絵

 

八戸の大好きな友人一派があります。ソールブランチカフェと蕎麦おきな。ここの人たちの感性が素晴らしくて、YAMの個展に行きました。

普段から、服とか絵とか、なんかそういうアート的なものに関して、良さがわからないことのおいワタクシ、絵など見て、しかも友達の絵だし、見て良くわからなかったら感想も言えねぇなぁ、困ったなぁなんて思いながら拝見していくうち彼の世界に引き込まれていました。言葉の少ない彼は、絵や太鼓や写真で表現している、そう、実は彼は多弁な人だったのだと作品を見て感じました。

この深海のような群青色のおじさん4人はブルームーンカルテットだそうです。

何を感じてこの不気味なカラーリングなのかは彼にしかわかりません。もうすこし明るく彼に感じてもらう努力をしようと思いました。

 

ウクレレ

 

見た目と、明らかにスペック高そうで、それでいて安いという3拍子で、ついついアマゾンでぽちってしまったゴダンのウクレレ。生音はなんか変わった音がするのですが、ラインにアウトプットすると綺麗な音色で、しかも太い音がするので気に入ってちょくちょく使い始めています。

独立PUなのでウクレレでよく起きる問題「各弦の音量が合わない問題」が起こりにくいという利点だけでも、ワタクシのようにリズムセクションを従えて演奏する人間としては非常に魅力的であります。

 

老人と海

 

父智久院のブログ初登場ショットは、淡路島での潜水前の1枚。

思い起こせばまだ幼稚園に入るか入らないかな時に彼に海に連れて行ってもらって潜水を覚えたので、ワタクシの先生なのです。

昭和13年な高齢な上に体が元気なので、いまだに大声でどなり散らすクソジジイなんですが、海を見ると優しくなります。海っていいですね。

昨日と正反対のことを主張したり、思ったことを誰にでも100パーセント口に出したり、医者を絶対に信用しないとか、パンの耳は絶対に食べなかったり、自民党のバッジを付けているのに新聞は赤旗が届いたり、週1くらいはだれかと喧嘩してたり、とにかく嫌なことを絶対に我慢しないスタイルな故に突っ込みどころが満載のレジェンドに少しづつワタクシも近づいているように思っています。

 

 

そんな2016年夏でした。おかげさまでブルームーンカルテットのアルバム「リクエスト」が予想を大幅に上回る好評いただいています、あらためて有難うございます。

「あ、どこかで聴いたことあるメロディ♪」とか

「唄が入っていないから会話の邪魔にならないわ♪」

「亡くなった母が大好きだった曲が入っていました」

「工藤さんの低音で官能的な気分になっています、、」

とか、いろんなご意見いただいています。

特に流通もしているわけでもなく、入手経路の限られた作品ではありますが、ここはひとつ我々の静かなメッセージに気付いてもらえたら幸いです♪

 

お問い合わせ、購入希望の方は

bluemoonquartet2009@yahoo.co.jpまでメッセージお待ちしていますね!!

 

 

2016年 年末までのスケジュール

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あっという間に~♪という名曲を思い出すくらい2016年もあと超後半戦になってきました。

これが年末までのスケジュールです、結構まだまだいろんなところに行くので是非ご覧くださいませ。(ブログはスケジュールの下段に書きました、そちらもどうぞ。)

 

10月23日 昼:祐天寺 poepoe(ウクレレワークショップ)

http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13067/

10月23日 夜:仙台 buddybuddy(MITCH&TOMMY)

JR 仙台駅西口ペデストリアンデッキ直結

START 19:00~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g)
info 022-748-4852


10月26日 大手町 MAVIE(MITCH&TOMMY)
START 19:00~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g)
info 03-6206-8831

10月30日 高円寺 中通りミュージックストリート
14:30~ ひもの屋前: 坂本愛江、黄啓傑、富永寛之、工藤精

16:30~ ヒロセ前 :黄啓傑、富永寛之、工藤精

http://nakadori.jp/


11月4日 豊橋 ハウスオブクレイジー(MITCH ALL Stars)

open/start 19:30/20:00

ADM ¥3.500- DOOR ¥4.000-
MITCH(tp.vo) 武井努(sax) 小林創(p) 富永寛之(g) 清水興(b) 永田充康(ds)

Pコード:309-413

info http://www.h-of-c.com/index.htm

11月5~6日 岡崎ジャズストリート(mitch all stars)
MITCH(tp.vo) 武井努(sax) 小林創(p) 富永寛之(g) 清水興(b) 永田充康(ds)
11/5 岡崎城 二の丸能楽堂
14:30~ 17:30~
11/6 岡崎市図書館交流プラザ Libraホール
13:00~ 16:00~
info http://www.okazakijazzstreet.com


11月9日 心斎橋 MadamPISA
START 20:00~
MITCH(tp.vo) 小林創(p) 富永寛之(g)
info http://madampisa.com

11月10日 private party

11月11日 大阪 
MITCH(tp.vo) 小林創(p) 富永寛之(g)

11月12日 新宿トラッドジャズフェスティバル(ブルームーンカルテット)

http://www.jazz-nagaya.com/16aki/2016aki-jazzfes.htm

11月13日 相模原 (ブルームーンカルテット)

t.b.a

11月14日 横浜 ドルフィー (ブルームーンカルテット)
横浜市中区宮川町2-17-4 2F
open/start  18:30/19:30
ADM ¥3,000/DOOR ¥3,300
問:045-261-4542


11月20日 銀座 SWING (チャイチーシスターズ)

start 17:30/19:00

charge ¥3,000+Order

◆Member◆
Chai-Chee Sisters[SARI&YUKA](vo) 
竹田麻里絵(pf) 
富永寛之(gt,ukulele) 
新谷健介(cl)

◆Reserve◆
03-3563-3757

 

11月23日 祐天寺 poepoe(ウクレレワークショップ)
http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13067/


11月23日 横浜 グラスルーツ(中間派セッション)
神奈川区鶴屋町2丁目13-3

Tel: 045-312-0180

 

11月25日 大手町 MARVIE(Mitch&Tommy)
START 19:00~
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g)
info 03-6206-8831


11月26日 高崎 ソラオバー(MITCH ALL STARS)
群馬県高崎市中紺屋町23

tel:027-387-0880

open/start 19:30/20:00

charge: ¥3.000-


11月27日 長野 (MITCH ALL STARS)

「2016ジャズイン長野~What is Jazz?~・秋編」

START 11:00~
MITCH ALL STARS
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 力武誠(ds)
金澤英明~武井弘明 Two Bass Hit 
and more

info http://www.back-drop.jp/index.html

 

12月2日 北九州APPARTMENT401(ジェットとトミー)
北九州市八幡西区黒崎1丁目13-16
マルエイビル4F)
TEL093-622-0401
18:30/20:00
チャージ3.000円

 

12月3日 宇和島 bar油屋(ジェットとトミー)
宇和島市新町2-10-6 
TEL:090-5714-1263
20:00
¥3.000-
富永飲食組合謹製フリー麻婆豆腐つき

 

12月4日 松山 ワニとサイ(ジェットとトミー)
松山市道後湯之町1-397
TEL0803-319-2765
19:00/20:30
2.500円

 

12月5日 須磨ボナルーカフェ(ジェットとトミー)
神戸市須磨区須磨浦通4-6-16
TEL078-737-2480
18:30/20:00
2.500円

 

12月6日 京都 bar paper moon(ジェットとトミー

中京区木屋町通三条下がる材木町178-1 第8橋会館1階
TEL: 090-4282-5384
開演20:00
チップ制

 

12月11日 名古屋 ばろん(ブルームーンカルテット)
名古屋市中村区太閤4-1-4
tel:052-451-5032
open/start 18:00/19:00
charge: ADM¥3.000- DOOR¥3.500-


12月12日 神戸 チキンジョージ(ブルームーンカルテット)
神戸市中央区下山手通2-17-2
tel:078-332-0146
open/start 17:30/18:00
charge: ADM¥3.000- DOOR¥3.500-
special guests: 
polychrome
Tesong Lee
矢野絢子
坂本愛江
info: webmaster@chicken-george.co.jp

 

12月13日 大阪 BIGCAT

祝!還暦ライブ《清水興祭》​

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002205857P


12月14日 大阪 はらいそ(ブルームーンカルテット)
中央区南船場4丁目4-17 HS南船場ビル2F
t.b.a

12月15日 浅草 HUB(ブルームーンカルテット)
台東区浅草1-12-2
tel: 03-3843-1254
open/start 18:00/19:20
charge:¥1,600
info:http://www.pub-hub.com/index.php/shop/detail/6

12月19日 心斎橋 MadamPISA(ブルームーンカルテット)
大阪市中央区東心斎橋1ー13ー32 宝ビル1F
tel: 06-6241-9089
open/start 19:00/20:00
charge:¥3.300-
info:http://madampisa.com/
12月20日 松山Monk(ブルームーンカルテット)
愛媛県松山市三番町1丁目10-16
tel:089-945-9512
open/start 19:00/19:30
charge:¥3000
info:http://www.monk-matsuyama.com/
12月21日 高知 中町バー(ブルームーンカルテット)
高知市はりまや町2丁目3-7
tel:088-884-1134
open/start 19:00/20:00
charge: ADM¥3000- DOOR ¥3500- 
special guest:矢野絢子
12月22日 大阪 ニューサントリー5(ブルームーンカルテット)
北区曽根崎2-10-15 曽根崎センタービル5階
tel:06-6312-8912
open/start 17:30/19:30~(3 stages)
charge:¥1800-
info:http://www.newsuntory5.jp/
12月23日 児島 ナッシュサーフアメリカン(ブルームーンカルテット)
倉敷市児島駅前1丁目40−1
tel:086-470-0150
charge:¥3,500
60名限定ライブ
open/start17:30/19:00
info:http://www.naish-curry.com/shop.html
12月24日 高松 黒船屋(ブルームーンカルテット)
香川県高松市 北浜町3-2 北浜alley
tel:087-826-3636
open/start 19:00/20:00 
charge:ADM ¥3000- DOOR ¥3500- 
【チケット取扱店】 
DELTA MARKET 087-823-0375 
Kitchen cafe 087-835-6664 
Room to Grow 087-866-7551 
Peeka-Booyah 087-822-8512 
Circus 087-862-1301 
Pixie 087-813-1177 
thumbing 087-831-6002 
スターぎょうざ 087-841-7669 
イハラ食堂 087-802-2983 
FOUR ROOMS 087-873-2573
http://r.goope.jp/kurofuneya

12月25日 和田山 旧木村酒造場 EN(エン)(ブルームーンカルテット)
兵庫県朝来市 和田山町竹田上町西側363番
open/start 13:00/14:00
charge:ADM ¥3.500 DOOR ¥4.000
http://www.takedacastle.jp/
info: covaco.live@gmail.com
facebook:「コバコライブ(www.facebook.com/covaco.live)」

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今年も例年通り明るく楽しく過ごしているなぁと思うんですが、良く考えてみたら、それはワタクシの性質なのかなぁと思うわけです。

音楽を演奏している時の「ナウをアップロードし続けていく」感覚が、てっきり音楽だけだと思っていたのですが、実はワタクシの生き方そのものが「ナウをアップロードし続けている」のかもね、と知人に指摘されました。どういうことかというと、、、

 

極東アジア独特の、過去をベースに物事を考えるという部分がワタクシの場合あまりにも希薄なんじゃないかなという嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない結論になり、たとえしんどいことや嫌なことがあっても過ぎればそのほとんどが記憶から消えてしまうもしくは一種の「ネタ」になってしまうようです。

 

だいぶ良いように書いていますが、一般的には「懲りない奴」ですね。しかし、あえて言います、これがジャズです。譜面持ってきて「OOさ~ん、このイントロでキーはEフラットでお願いします、ウッフン♡」というジャズじゃなくてね。

 

もうすこし経験を持って勉強しようかとも思わないわけではないのですが、経験をもとに持論を固めてゆくと将来頑固な「クソジジイ」と呼ばれる老害に発展しかねないわけで、それは避けたいし、常に毎日新鮮に感じるままに過ごすという方向に自然と向いてゆきます。

 

それを邪魔されると、なーんとなく距離をとったり、時には怒ったり、むかつきすぎて笑ったりが人の常。あるとしたら、そのむかつきすぎたときの笑いこそ、ワタクシにとって唯一経験できるブルースフィーリングなのかなと思いますが、まぁそんなむかつくことすら年に1度くらいしか無い、または完全に見落としているというお気楽極まりない人間に生まれてほんとよかったなぁ、幸せだなぁ、ボカァ。と思っている2016年の秋なのです、若大将より青大将が好きですが。 ていうか東宝より圧倒的に日活と東映が好きで、フィクションなのに見ている間に妙に実話感が出てくる云々、、、まぁそれは余談だが、そういう邪魔をされるようなことがない平穏な仲間との音楽活動ばかりで幸せこの上ないのです。

そう、何をこんなにツラツラ書いているかというと10月、まぁまぁめでたく44歳になったわけでバースデイを迎えたおっさんの訓辞みたいなやつなのです。ちなみに誕生日に、昔使っていたギター、ギブソンES335が戻ってきました。そしてやっぱり音が良かった!

これを使ってた頃の記憶はもうだいぶ薄らいでしまいましたが、そのぶんこれからたくさんいい思い出を作ろうと思います。

 

毎日音楽を演奏するということをかれこれ数えられないくらい続けているのですが、飽きるどころか楽しくてしかなくて新鮮、しかしそれが日常なのです。これからまた一年、楽しく過ごせてゆけますように、神様お願い!とショーケンばりに声をグルグルに裏返しながら祈念して、音楽と、お料理に励んでゆきたいと思います。ちなみにテンプターズよりアンドレマルローバンド期が断然好きで、ギターの切れ味が刃物のようで、その中でクラゲのように漂うショーケンが・・・次回に続く。

英雄ショーケン

 

夜長の聴き比べ

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 10月はゆっくりしようと決めて夏をアリのように忙しくしていたがwhyなぜに飛び回る1カ月になりました。

 

まずは自分の誕生日をマンドリンの井上太郎とDUETもとい富太郎をやる。

武蔵小山のアトリエ的スペースhanareで完全生音でギターとマンドリン、大まかにいえばジャズとブルーグラスのクロスオーバーを楽しんだわけです。2ステージのほとんどをトークで埋めるさだまさし式を採用しましたが聴かせられるような内容が寸分もなく、全てカットして音楽部分のみのダイジェストの動画がこれです。

慣れないガットギターでホセフェリシアーノのように弾ければよいなと淡いイメージを持って会場に行ったもののホセでも長谷川きよしでもなくいつもどうりの座頭市でした。

言葉のように楽器で会話できる日本では数少ない音楽家の井上太郎、顔見知りでたまに一緒にセッションすることはあったけど、夏に神戸の路上で呑みながら楽器を弾くという宴で盛り上がってしまい、ワタクシと太郎の2人会をリクエストしてくれる人が挙手してくれたおかげで東京でやることができました。

 

 食欲の秋に余念がありません。

富永飲食組合、今年の「アホのひとつおぼえ」はマーボー豆腐です。

三宮の知り合いのママ(男性)の店「CORAZON」でライブの時に振る舞いました。

 

もちろん演奏もして、知り合いのママ(女性)からのバースデーケーキのプレゼントをウェディングケーキと勘違いしてMITCHと初めての共同作業となりました。代理母募集中。

 

 そんなことをしているうちに東京の自宅の味噌が出来上がりました。

2月に東北で手に入れた黒豆で仕込んでたのですが、濃厚な田舎味噌の味に我ながら感激してしまい、今から来年の味噌仕込みに期待しまくって千昌夫の「味噌汁の歌」のセリフ部分をぶつぶつ呟いています。正確にはそのものまねをするコロッケが面白いんですが余談ですね。

 

 正直こんなに簡単に味噌が作れるなんて、そしてこんなに美味しいだなんて、マッコリを自作したときの感動に通じるものがありました。

行程としては豆を水に2晩漬けてから煮込んで潰して塩と米こうじを混ぜて容器に入れて酒粕で蓋をしてビニール袋で堅く縛って冷暗所で保管。晩秋から冬にかけて完成。ね、簡単でしょ?来シーズンはもう少し細かくレシピを書くので皆さんも是非味噌作りに挑戦してみてはいかが??地方、素材、環境、そして自分の手のダシで味が大きく変わるので楽しいですよ。

これらの味噌作りは、味噌に興味を持つワタクシのためにファンの女の子「ゆうこちゃん」が丁寧に教えてくださいました。コマスミダ!

 寒くなってきたら、関東煮だろ、ということでうちでも作っています。

出汁は、いりこを焼いて、水入れて干椎茸、昆布を加えて沸騰したら昆布を抜いて残りを弱火で10分ほど煮だして、最後にカツオ節をくぐらせて濾します。

全部出汁と呼んでいるこの出汁は、これと塩だけでも十分に美味しい濃い出汁なんですが、

これに「富つゆ」を少量入れます。

 

 富つゆは、瓶に、濃口醤油5 日本酒3 純粋蜂蜜2(だいぶ適当です、規定はありません)

を入れて冷蔵庫で寝かせたもの。西の人なら純粋蜂蜜を増やして、北の人なら日本酒と醤油を増やして、各地方用に調整すると良いでしょう。

 

 これを使うようになってから、さまざまな料理の時にまずはコレをベースにして必要な塩気または甘みを足してゆくので台所がちらからないし、寝かせているので味が馴染んでいて角が取れているので味に気品が出るし、蜂蜜の照りが素晴らしく、一切味醂を使わなくなりました。 瓶の中に「いりこ」や「昆布」を漬けこんで「めんつゆ」を作るのも良いチューニングです。

とにかく味が良いのでお薦めです。

 

 醤油の産地や、オーガニックな砂糖を使うというのにこだわる人もいますが、富つゆは馴染む旨さなので高級品など一切使わず、何なら格安なスーパーで一番安い醤油で作ります。

日本酒もコンビニの出口でセンパイがストローで吸いこむ紙パックの鬼ころしクラスの合成清酒で構いません。そして砂糖より蜂蜜の緩やかな甘さがワタクシは好みです。

 

おでん、かんとだき、いろんな名称がありますね。でもええねん、旨かったら。薄い透き通ったやつも、黒い静岡みたいなのも、極端に甘い西日本の田舎スタイルも、それぞれ大好きです!

 

関西出身なのではんぺんを食べる習慣が無かったのですがここんとこ「はんぺん」の旨さにノックアウトされています。あんまし煮込んだらダメですね、浅煮のはんぺんが好きです。

 

 

 

最近、小田にはまっています。

 

小田とは前出の三宮CORAZONのママ(男性)の小田くんが付き出しで出すうずら卵のカレー味ピクルスのことです。使い方としては「ママー、小田頂戴!」とか「そういえば小田そろそろ無くなるんちゃうの?」とか「今日は小田日和だぜ(ブギーボーイ・イクトの今夜はブギ日和だぜ風に)」とか、「小田だよ、あーん」みたいな感じです。

作り方としては、容器にうずら卵を入れておきます。鍋で酢、砂糖(ワタクシは蜂蜜)、塩、ローレルで一般的なピクルスのたれを作って、インデアンカレーパウダー(これでないと小田になりません)を入れて少し沸かしたら容器に「ジャッ」と入れます。冷めたら蓋して冷蔵庫。翌日から食べれます。

ワインには、絶対的に小田が必要な体になってしまいました。どないしてくれるねんママ(男性)。チーズも良く合いますが高級品は晩酌には採用できないランクの人間なので十勝チーズのパルメザン(緑色のパッケージ)で楽しんでいます。

 

ちなみに生ハムは、プロシュートとそれ以外にあまりにも格差がありすぎて、高価ですがプロシュートです。今後の課題は「プロシュートの自作」であることは間違いありません。

 

小田を食し、ワインを飲む。こんな秋の夜長は文明の利器、youtubeです。

 

高校生のころ巷で流行していたガンズアンドローゼス。当時女の子はビートパンク、男の子は初期パン、ハードコアパンク、そして主流LAメタルというかガンズを聞いている人が多かったように思います。オーティスレディングやウィルソンピケットに代表されるアメリカ南部のスタックス系リズム&ブルースに傾倒していたワタクシもガンズはギターのスラッシュさんが黒人だったただそれだけで好きになって、レスポールを歪ませて弾く楽しみを覚えました。

 

まずガンズを聴いてみる。

かっこいいハードなロックンロールですね。セックス、ドラッグ、ロックンロールが似合います。

エアロスミスがさらに進化した感じで、1stアルバムが大好きでした。もちろん彼らのオリジナルソングなんですが、これのカヴァーを聴いてぶっ飛びました。

 

 

そう、ブルーグラスではないか! 何が凄いって、ガンズが原曲なのに、このIronHorseのブルーグラスバージョンこそがオリジナルに聴こえてしまう自然さ。

元ネタ知らない人に聴かせたらこっちが元ネタに思うでしょうね、間違いなく。

そもそもハードロック、ヘビメタにブルースなどの黒人音楽の影響があるのはイギリスのブリティッシュハードロックであって、アメリカのロック、ハードロック、ヘビメタなどは白人音楽であるカントリー&ウエスタン、そして早弾きの数学的な音列は明らかにブルーグラスの直接的影響なのが露呈した例ですね。

 

以前、バンバンバザールに参加していたころにアレンジを頼まれて、ロックの名曲、エリッククラプトンの「愛しのレイラ」をカントリーアレンジしたことがあったんですが、マイナーコードを全てメジャー解釈し(C♯マイナーキーをEメジャーキーとする)疾走する2ビートに乗せてハンクウィリアムス風の甲高い声のコーラスを入れて演奏すると、中には「レイラってもとはこんな感じだったんですね!」と素晴らしき勘違いをする人もいました。

 

ついでにもう1曲比べてみましょう。

 

オジー・オズボーンの名曲クレイジートレイン。

言わずと知れた、孤高のギタリスト、ランディー・ローズ在籍時の最高傑作ではないでしょうか。

 

そしてまたブルーグラスになっています。

個人的にはフィドルのオネエチャンが超カワイイです。

 

こうなるとどちらが元なのかわからなくなってきますが、それでいいんだなと思うんですよね。

どちらもゴキゲンな音楽。人種や文化が交錯して更に時代も超えてしまった感じがただただ笑える秋の夜長を過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

ソロウクレレ動画アップしました

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2016年12月10日発売のウクレレマガジンvol.16、冬号恒例の人気企画になっている「富永寛之のソロウクレレ」の紙面連動動画を先行アップしました。

今回は以下の8曲。

 

ミュージックフェアのテーマ

スターダスト

想い出の渚

オールオブミー

黄昏のビギン

ラブイスオーバー

初めてのチュー

THE GALAXY EXPRESS 999

 

そう、昭和のテレビをキーワードになじみ深い曲をアレンジしてみました。簡単で楽しいものから本人も苦労したものまで全てアップしています。

紙面に掲載されるTAB譜では、この動画から譜面おこしをしたのですが、省略や、譜面用のアレンジは一切行わないガチ譜となっています。

また、メロディ部分をボールド(太字)表記にする富永式記譜法を今回も採用しているので、コードネームとメロディで分担してセッションも出来るようになっているのも大きな特徴です。

動画見て楽しいなぁと感じた人は是非ウクレレマガジンご覧いただきたいですね!

http://www.rittor-music.co.jp/magazine/um/16212002.html

 

脱力ミュージックフェア

 

スターダスト

 

想い出の渚

オールオブミー

黄昏のビギン

ラブイズオーバー

初めてのチュー

 

銀河鉄道999

 

 


2016年のおもいで

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2016年もあとすこし。今年もたくさん音楽を演奏してきたわけですが、数にするとライブは174本、レコーディングは合計38曲参加、参加アルバムは5枚。そんな間を縫ってウクレレワークショップも20本近くやりましたかね。相変わらずぐるぐると過ごしてしまいバターになるかと思いましたが昨今はバター不足なのでそれでいいです。ファンの人はもとより、活動を一緒にさせてもらっている音楽仲間、オーガナイザーに感謝ですね。

 

海外航路で世界中の人の前で演奏したり、「旅先で出会った民家の玄関にィ~♪」とCHARが一生懸命歌うように、各地方に暮らす人たちとの文化や世代を超えた交流にいつも新鮮な気持ちで居られるから飽き性のワタクシでも務まるのかなと思うんですよね。都内で夜店とスタジオだけ行ったり来たりとかはワタクシの肌にはもはや合わなくなってきてるのかも、きっと。

 

ほんと皆様ありがとうございます&ごちそうさまです。

 

感謝もほどほどに、2016年の想い出を動画で振り返りましょう。

秋の恒例になっている新宿トラッドジャズフェスティバルのブルームーンカルテット。

道端で演奏、そうブルースブラザーズのジョンリーフッカーみたいなやつです、新宿三丁目の東急ホテルの前の無料会場での演奏には聴き入る人、踊る人、通り過ぎる人、飲む人、演奏に加わる人、みんな好き勝手に過ごす感じが自然で大好きなんですが今年も出演させてもらってお客様以上に楽しんでしまいました! ブルームーンカルテットの音楽の根幹のひとつにトラッドジャズとかニューオリンズ音楽の要素もあるのでウクレレなんか弾いているわりに仲間に入れてもらえるのはすごく嬉しいのです。

 

年下の友達、マンドリン奏者の井上太郎と2人会もやりました。

それぞれがルーツに持つブルーグラスとジャズが対等に会話するといえばカッコいいですが、

演奏もさることながらトークに熱がはいってしまい1ステージで3曲くらいしか演奏できない感じは、太郎とワタクシの相性の良さを物語っているのかなと思います。

2人会はリハーサルとかサウンドチェックとかやりません。やるとスケールが小さくなるし、なにより呑む時間が減るのがもったいないです。この日もライブスタートとともに2人とも楽器をケースから出してのスタートとなりました。

我ながら自分の活動の中で一番贅沢なライブだと思っているだけに、大きな会場ではやりたくないとか、ギャラが高額だとか、寒いだ暑いだとか、いろいろ難癖言って滅多にやらないと思いますが一番自由なワタクシを見たければこのデュエットがいいと思いますw

 

今年出会った歌手、坂本愛江(さかもとよしえ)ちゃんとの共演です。

ウィリー・ネルソンの名演で知られる「CRAZY」を歌ってもらいましたが、演奏しているのを忘れるほどのびやかな声に聴き惚れてしまいます。アジアンなのにアメリカン、上手いのに上手い事が鼻につかない、米国で見かけるような、ただのホンモノ、言わば最高レベルでしたね。

一緒にレコーディングしたり、旅したり、ライブにゲストで来てもらったり、呑んだりと、仲良くなれたので来年もさらにたくさん絡んでいけたらなぁと思います。

ブルーグラス界ではファンの多い人気者ですが、ほんとジャンルを問わずいろんな人に聴いてもらいたい「歌手」と呼べる数少ない人です。一緒にカントリーソングたくさんやりたいなぁ~。

敬愛するグルーヴマスター、日本を代表するトップベーシストの座を独り占めしている先輩、

清水興さんの還暦記念ライブに参加させてもらいました。シミさんとはMITCH ALL STARSで一緒に演奏する機会が多いのですが、この日もこのバンドで。

ワタクシひとりだけTVカラーのスーツがカラフルすぎて楽屋で皆さんから幸助福助師匠と呼ばれました、光栄。今年は富やん→ミスターオモニ→師匠と、出世魚のように変名する一年になりました。

幸助・福助師匠

 

ブルームーンカルテットのフロント2人でたまにやってるJET&TOMMY。

思い出したかのように2人旅を12月にやりましたが、演奏ありカラオケショーありな、見事にスナッキーな仕上がりになりました。黄ちゃんの歌手アカウント「ジェット・ウォン」のプロデュースをさせてもらってから更に面白い内容になっているのでは?と思います。

全国のスナックを廻る「スナック・ツアー」がいつか出来ると楽しいなぁ。

 

スナックというかミュージックサパーというか、昭和な水商売の雰囲気が備わっている身としては、そういう雰囲気の会場だと一気にワタクシは水を得た魚のように調子に乗ってしまい、古いオハコを歌ったりしてしまいます。これは確か夏場に行った松江あたりでジョージアオンマイマインドを唸るワタクシ、恥ずかしいですがアップしたいと思います。

いいんですよね、このバースデーというお店。落ち着きがあって、品がる、けどワイワイやれる感じ、カフェもいいけど個人的にはこの夜の雰囲気こそが艶っぽい気分にさせてくれるので大好きです。

生まれつきブルースが好きなんだけど、好きすぎて敬意がありすぎて黒人モノはなかなか手を出せないので、ホーギーカーマイケルの曲をフォーキーにやれるなら、といった感じです。

 

ウクレレ動画を以前から公開したりしていたのですがそれに端を発してここ数年はリットーミュージックのウクレレマガジンの冬号にソロウクレレアレンジを寄稿させてもらっています。106年ももちろん担当させていただきました。せっかくやるんだから連動している動画も作ろうということでこんな動画を配信しています。興味のある方は検索してみてくださいね~。

 

噂のOkawa&the Rulersのアルバムに参加しました。いろんなバンドで活躍している人が一同に会したワクワクなセッションでレコーディングもライブもすごく濃厚でした!西アフリカを起源に持つ様々な音楽をグチャグチャに混ぜてルードな雰囲気を作る首謀者大川さんのセンスの大ファンになりました。評判よくてなかなかの好セールスだそうです♪

塚本くん(ネタンダーズ)、大角くん(ミリオンバンブー)、ワタクシの3ギターというあり得ない組み合わせが個人的にツボです。

 

他にも含め多くの活動がありました。来年も元気に楽しく音楽、そしてお料理ができるようにいろいろ今から画策中で、お楽しみにしていただければ幸いです。

来年は久しぶりに沖縄とニューオリンズに行きたいですと言えば可能だ不可能姉妹、上は関門、下はトンネル下関、ホテルで会ってホテルで別れ、小さな恋の幸せ、ごめんなさいね私みちゃったの・・・・奪えるものなら島津ゆたか!!(敬省略)

 

みなさま良いお年を!!

 

 

新年!そしてスケジュール。

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皆様、新年明けましておめでとうございます。

2017年は皆様にとってもワタクシにとっても良い年になりますように願っております。

 

 

 

新年はゆったりペースでスタートしたいと思います。といってもいろんな人といろんなところに行ったりしますのでお会いしましょう!!

 

個人的には今年こそは久しぶりに会いたいというか拝見したい方として写真の「タイラーさん」という人が居ます。石垣島にて初めて会った時は「勝新太郎が生きていた!!」と思った記憶が。

小さな島の細道をモナコグランプリのように爆走し、呑めば方言がきつくて何を言っているかヒアリング、操縦、共に不能の大先輩。人懐っこい笑顔と本物の凄みにニンマリしながらスケジュールを書いています。

 

タイラーさん

 

 

2017年1,2,3月の活動スケジュール

1月13日古河 UP'S
Chai-Chee Sisters:SARI&YUKA(vo)
with 富永寛之(gt,uke),高瀬裕(b,uke)
0280-32-4713/
4800(1ドリンク付)/20:00~,22:00~
茨城県古河市本町1-10-12エースビル2F
JR宇都宮線古河駅西口から徒歩10分
http://www.ups-jazz.com/    

 

1月14日秋田 カフェ・ブルージュ
Chai-Chee Sisters:SARI&YUKA(vo)
with 富永寛之(gt,uke),高瀬裕(b,uke)
018-825-0888/
3500円/19:30~2stages
秋田市南通築地6-17
http://www.cafebrugge.com/

 

1月15日仙台 STARDUST
Chai-Chee Sisters:SARI&YUKA(vo)
with 富永寛之(gt,uke),高瀬裕(b,uke)
022-265-1139/
4000円/open17:30,start18:00
青葉区本町2-5-18 カルラ本町ビル4F
http://www.re-marumatu.co.jp/stardust/stardust.html
問:090-9037-6636

 

1月22日 祐天寺poepoe
「富永寛之ウクレレワークショップ」
http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13529/

1月26日 札幌 fudge
「とみやんのウクレレワークショップ at fudge」
19時〜fudge(札幌市中央区南2西5、011-210-5011)
料金3,000円 定員20人でお申し込み先着順

 

1月27日 札幌 FAMOUS DOOR
「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 豊田健(b) 永田充康(ds)
info 011-736-2002

 

1月31日 仙台 BUDDY BUDDY
「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
info 022-748-4852

 

2月1日 郡山 THE LAST WALTZ
「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
info 050-5280-9598

 

2月2日 浅草HUB
「MITCH ALL STARS LIVE!!」

START 19:20
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
infohttp://www.pub-hub.com/index.php/shop/detail/6

 

2月12日 祐天寺poepoe
「富永寛之ウクレレワークショップ」

http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13529/

 

2月14日 岡山 ONSAYA
「ブルームーンカルテット」

岡山市 北区奉還町2丁目9−1

 

2月15日 黒崎 APARTMENT401
「ブルームーンカルテット」

北九州市八幡西黒崎1-13-16 マルエイビル4F
20:00~ ¥3,500
問:APARTMENT401 093-622-0401

 

2月17日 佐賀 RAG-G
佐賀市松原3-3-4
「佐賀城下 Jazz Festival 前夜祭」
出演:BMQ/J'z Craze and more!
開場 19:00/開演 20:00前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:佐賀城下 Jazz Festival 0952-26-2687

 

2月18日 佐賀 エスプラッツホール
「佐賀城下 Jazz Festival 2017」

出演:TOKU & 秋田慎治/Shiho & 桑原あい/
akiko & Chai-Chee Sisters & BMQ/
E.Tohyama featuring Grace Mahya
15:30~前売 ¥7,000/当日 ¥7,500
info:佐賀城下 Jazz Festival 0952-26-2687

 

2月19日 福岡 CLUTCH
「ブルームーンカルテット」

福岡市中央区春吉2-4-14
19:30~¥3,500
info:CLUTCH 092-724-4664

 

2月20日 広島 Cafe & Jazz Speaklow
「ブルームーンカルテット」

広島市中区紙屋町2-3-23 ARK BLD 1F
19:30~¥3,000/ ¥3,500
info:Cafe & Jazz Speaklow 082-545-3960

 

2月21日 神戸 喫茶バル cache cache
「ブルームーンカルテット」

神戸市兵庫区荒田町1-16-3
20:00~¥3,500/ ¥4,000
info:喫茶バル cache cache 078-531-5333
メール予約 ticket@cendrillon-g.com

 

3月24日浅草 HUB
「ブルームーンカルテット」

台東区浅草1-12-2 1F
19:20~¥1,600
info:浅草HUB 03-3843-1254

 

3月26日神戸 Kobe SLOPE
神戸市中央区山本通り2-4-27
「第10回 我が麗しき音楽”大人のお花見”フェスティバル2017 」
出演:BMQ and more!

問:Kobe SLOPE 078-252-8030

ウクレレワークショップのご案内

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2017年新春ウクレレワークショップを、東京、八戸、札幌で行います。

ウクレレを通じて楽器だけでなく、音楽の楽しさに触れていただけたらと始めて数年経ちますが、マンスリーで行っているのは今も昔も東京のpoepoeのみで、他は「来てよ~」と言われたところに遊びに伺ってます♪ 

 

札幌の素敵なBAR「fudge」。こちらでは友達のシンガーのカポウちゃんやギタリストのキクチマコトさんたちがアシスタントも務めてくれて、たぶんお稽古終わったら歌声や演奏も披露してくれることと思います。

 

八戸の蕎麦屋「おきな」。 老舗の蕎麦屋なんですが店主の「伸ちゃん」が大のウクレレファンで、彼がメッセージをくれたのがきっかけになってよく八戸で演奏するようになって、馴染み過ぎてライブレコーディングしてCDまで作ってしまったくらい。そして本来の要望だったワークショップを開講することになりました。今回は蕎麦弁当つきウクレレワークショップという非常にリラックスした感じの時間になります。

 

上手とか下手とか自分で決めないで気軽に遊びに来て下さい。ウクレレはバカでも弾けますからww。要は、楽器を使って何をするかというのが大問題なだけです。

一般的なウクレレ教室みたいなのとは少し違う感じかもしれませんが、飽きっぽいワタクシがなんで何十年も音楽が好きなのか、そんなところも含めて伝えることが出来たらと。

初めて楽器に触る人から腕に自信のある人まで一緒に楽しめたらと思っています。

どちらも嬉しいことに人気イベントになっているので興味のある方は早めに問い合わせてみてくださいね!!

 

日程などは以下のかんじです。

 

1月22日(日) 祐天寺poepoe
「富永寛之ウクレレワークショップ」

 プライベートクラス/13:00~14:00  

経験者クラス/14:30~16:00 

 プライベートクラス/1~2名  

 経験者クラス/10名

(両クラスとも定員に達し次第募集を閉め切らさせて頂きます。)

参加費: プライベートクラス¥6,400 経験者クラス¥3,200

http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13529/

 

1月26日(木) 札幌 fudge
「とみやんのウクレレワークショップ at fudge」
19:00~

fudge(札幌市中央区南2西5、011-210-5011)
参加費:3,000円 定員20人先着順
 

2月6日(月) 八戸 蕎麦おきな

「富永寛之ウクレレワークショップ」

19:00~

青森県八戸市馬場町4

tel: 0178-22-1444

参加費:3500円(蕎麦弁当つき)

 

2月12日(日) 祐天寺poepoe
「富永寛之ウクレレワークショップ」

 プライベートクラス/13:00~14:00  

経験者クラス/14:30~16:00 

 プライベートクラス/1~2名  

 経験者クラス/10名

(両クラスとも定員に達し次第募集を閉め切らさせて頂きます。)

参加費: プライベートクラス¥6,400 経験者クラス¥3,200

http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13529/

 

ウクレレワークショップの依頼をよく頂いています。ここんとこ演奏活動が多忙だったのでなかなかスケジュールが合わなかったりしましたが、なるべくお応え出来たらいいなぁと思っているので、興味のある方はブルーフィルムプロダクション bluemoonquartet2009@yahoo.co.jp

にご連絡お待ちしています♪

 

また、ワタクシの著書「ジャズアレンジでたのしむソロ・ウクレレ映画音楽集」もロングセラーで好評発売中です。ウクレレ好きの方も駄文好きの方もどうぞ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4845623943/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=rittor-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4845623943

 

 

ソウル定点観測

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久しぶりに韓国・ソウルに行ってきました。

 

もう何度この街にやってきたのかわからないくらい来ているんですが、年々スマートな街並みに変わりゆくのを感じながらもそろそろ定点観測スポットに行かないとと思い夜便発早朝便戻りという韓国渡航の人民列車ともいえる、村上さん的に言わせると「限りなく1泊に近い2泊」な、いつものやつです。

 

入国が異様に簡単なのも韓国のお手軽なところです。

インチョン空港入管にて。

 

ソウル市内には今時は電車が直通しているのですが、やはり昔ながらの「一般ボス」で行くのが風情があって好きです。ボスといっても、YAZAWAバンドのサックスのスネイクさんがYAZAWAに飲みにつれて行ってもらったバーで「ボス、ここで吹いてもいいですか?」と訊く、そのボスではありません。韓国訛りの「トラべリンバス」のこと。

要約すると空港から市内までバスで行きました。

 

いつもは大体中心地の旅館(モーテル)に潜伏するのですが、今回は観光や送迎のない(コレ大事)ツアーパックがお得だったので宿も付いていて、2泊3日往復で15000円みたいなやつ。しかし飛行機の会社や時間、ホテルの場所が渡航の1週間前になるとわかるというロシアンルーレットのようなシステムで、清涼里(チョンヤンニ)というソウルの東側だったので直通ボス(ボス、ここで吹いても・・・ではない)に乗り込んで70分くらいで清涼里に到着。この時点で24時超過。

 

このエリアは来たことはあるけど潜伏もしたことない上に深夜ということで静まり返った景色(編注:行くとこに行けばメンズワールドとして活気はあるはずです。)

大陸性気候独特の底冷えの中、屋台で韓国式焼き鳥「コチ」と焼酎で初日は撃沈。

 

起床とともにソウルの西側エリア、西大門(ソデムン)に向かいます。

「ハノッチ」という大好きな昼飯屋があるのです。

 

自家製の古漬けキムチをもとに、チゲ(鍋)とチム(煮込み)を出してくれます。

キムチチゲ

キムチチム

 

8か月は熟成されるというキムチのコクと豚肉の風味が食欲をそそります。

特にこのチムという煮込みはホロホロな柔らかい肉で、各種の旨味がショート寸前な感じ。

シチューとかトマト煮とかそんなヨーロッパやスペインの街並みが頭をよぎることも可能です。

チーズとかトマトとか合いそうだな、シバかれそうだけど。

 

食後、鐘路3街に行く。楽器屋街は少しづつ洗練されています。以前は、中古ピアノにハケでペンキを塗りながら海苔巻食べている店主とか、PAセットで爆音のトロット(韓国歌謡曲:日本の演歌の元ネタになっている)のカラオケがエンドレスで流れて、近所の老人が踊ったり、それを見物しながら薄い韓国ビールを飲むという楽しみがあったのですが、今はどうなんでしょう、2階しか行かなかったのですが、どうやら他のフロアはまだまだヤバいみたいです。

そして廣蔵市場(クヮンジャンシジャン)に繰り出します。

韓国はいろんな食べ物がありますが、いつも心の上位ランキングにあるのが「ピンデトク」というもの。

要はチヂミなんですが、小麦粉とかではなく小さな豆を石臼で潰して、それを生地にして白菜の細切れを混ぜて油で揚げ焼きするという、名前通り「貧しい餅」という安い屋台料理。

ここクヮンジャンシジャンの通りの真ん中を占拠する屋台の多くがピンデトク屋台なのです。

酢醤油に生タマネギという、それだけで健康オタクの常備菜みたいなタレにつけて食べるピンデトクは外はカリカリ中はホクホクで、豆と野菜の強い香りが油でブーストされて軽いオーバードライブがかかっている状態です。これにはマッコリが合います。

ペットボトルで流通するソウルのナンバーワンブランド「長寿(チャンス)マッコリ」でコレを流し込む午後のひととき、言わばカフェタイムなのです。

ピンデトク1枚4000W、マッコリ1本3000Wで二人で楽しめるくらいの音量です。

昼から照明も人も電圧220V、どうやらこの街の背景には電圧が関係しているようです。

衣服、食糧、日用品を売る有名市場、しかし食べる人、飲む先輩が多いです。

大通りの間にはたくさんの路地がありますが、それぞれ専門店通になっていて、ここはユッケ通り。

ユッケと焼酎、チェイサーにビール。ブランドはCASS(カス)、ライトビールの中でもひときわ薄めな韓国ビールは、中国サントリーやアメリカのバドライトが大好きなワタクシにはすごく口に合います。

 

ユッケ屋が並ぶ路地の中ほどの特に賑わう店で頂きましたが、綺麗な赤身肉をアジュンマ(おばさん)が軍手を真っ赤っ赤にしながら薄切りにしてゆくマニュファクチュア実演を見ながら青唐辛子を味噌につけて食べたら大当たり。

唐辛子には凄く辛いのとあまり辛くないのと2種類あるんですが、そんなに辛くないのを食べていてもたまに当たるんです「とんでもない辛いやつ」に。いわゆるピーマン系によくある「先祖がえり」という現象で、シシトウでもたまに当たるでしょ、それの強力なやつです。ルーツを大事にしなさいと言われているような気分になる深読みソウル。

そんなときには水もビールも絡みがブーストされるだけ。そう、特効薬は焼酎、すっと治まりますが治めるために2杯は飲むので(しかも韓国は基本一気、梶原一騎の最後の妻は台湾人、余談です)顔が赤らむ。そして懲りもせずまた唐辛子をかじる。の無限ループの意味は店内で真昼間から盛り上がる諸先輩方を眺めれば一目了然です。

 

 

 

盛り上がりましたが、一旦宿界隈に戻って、コーヒーでテンポを落としてトーンを絞ろうとしたら清涼里伝統市場(チョンヤンニチョントンシジャン)を発見。

手元もアンプも一気にフル天になります。

ピンデトクやユッケを食べたクヮンジャンシジャンも素晴らしいのですが、言わば築地とか黒門市場とか魚の棚とか、そういうニュアンスを含む場所なので、どこかローカルな市場ないかなぁと思っていたので嬉しくて嬉しくてとても宿に帰る気がしなくなり暗くなるまで広大な市場エリアをグルグル深呼吸しながら徘徊しました。

 

アーケード付きのエリアと青天井のエリアが混在して、道も湾曲しているので結局全貌は掴めなかったものの、生鮮食料品、屋台飲み屋、卸売生活品なんでも揃う雑多な感じは「生きる強さ」溢れる素晴らしい風景でした。

少し離れるとこういう路地も多いです。朝鮮式家屋に混じって日帝時代の日本家屋もまだいくつか残っていました。リヤカー、三輪バイク、でも美観保存しているわけではなくただの日常。

歩いているといろんな匂いが5.1chサラウンドで目の前に覆いかぶさってきます。音楽的な街、韓国。李リトナー、チックコリア、どうもフュージョンっぽいが。余談です。

 

「母さん、あの匂いはどこにいってしまったんでしょう!?」と記憶のある匂いで振り向いたら焼きアナゴの屋台飲み屋でした。

白焼きのパダチャンヲ(アナゴ)を積んであって、注文を受けたらそれにヤンニョムタレを塗って網焼きにして出してくれます。

愛川欽也似のハルモニ(おばあさん)が一人で切り盛りして、強力なセンパイ達を適当にイナしながら焼いてくれたアナゴ焼きジョナさんセット。アナゴ2匹、マッコリ1本つけて13000W。

韓国の沿岸は砂地が多いので当然アナゴが美味しく、我が地元瀬戸内海のアナゴにまったくヒケをとらない素晴らしい風味でした。

味噌つけて葉っぱで巻いてもアナゴ感が強く残る、いい体験でした!

デザートにアンコ入りホットク(韓国式ドーナッツというかホットケーキというか)

この直後に「うんこ」が大量に出ました。余談です。

この後、少し休んでから再び鐘路3街へ。

 

久しぶりにピマッコルという路地にあるマッコリ屋さん「コカルビチプ」へ。

鐘路とインサドンの間にあるこの店の界隈、再開発でもういつ無くなるかわからないような状態と聞いていたので不安になりながらやってきましたが、他の店が閉まっている暗い路地の中、ここは営業していました。

 

どう考えても平屋のバラックを無理矢理2階建てにして1階を店舗、2階をマッコリ酒蔵にしている非常に天井の低い造りはそのままに、名物ハルモニが迎えてくれます。

注文は不要で、人数を言って案内してもらって座ったら自動的にこのセットが出てきます。

金タライに入って出てくるハルモニ自家製の生マッコリは、清涼感とコクが同居する甘酸っぱい味で、カルピスソーダにヨーグルトを足したような自家製ならではの美味しさ。

アルコール度数は体感せいぜい5~6パーセントくらいで飲みやすく、セットのホッケ焼を粗塩で食べながらマッコリを飲んで、、、、、また無限ループです。

閉店時間間際で、最後はお客はワタクシだけになりましたが、ハルモニが話しかけてくれました。「あんた!!前にしょっちゅう来てた日本人でしょ?今回は久しぶりだね~、相変わらず美味しいでしょ?ゆっくりしていきなさい」と言っている。

学生、若いサラリーマンや軍人が街で安く飲める店として長い間愛されてきたお店だけあって、さっきまで隣に居たそれなりに身分のある中年男性団体たちも若いころを懐かしんでハルモニに会いに来てました。

、マッコリの量すごく多くてセットで1人前8000W程度という破格を貫いてくれている心意気がついつい贔屓にしてしまいます。

 

朝4:30にはホテルを出ないと始発に間に合わないので、チョンヤンニに帰って駅からホテルに戻るところで裏路地を通ったがためについ立ち寄ってしまった鍋屋。

 

タラ鍋で打ち上げてしまいました。

旨いが辛い、だから焼酎で治める。そして旨い、が、辛い。 無限ループ民国。

タラ、白子、セリ、冬の韓国に来て鍋を食べるのはほんと何よりも旨いと感じます。

 

そして結局30分だけ横になって、そのまま一般トラべリンボス(ボス、ここで吹いてもいいですか?ではない)に乗り込んでルイジアナではなく成田を目指しました。

 

チョンヤンニチョントンシジャンでいくつか買っておいたアタッチメント類を眺めながら、ニヤニヤ。 生ゴマ油をついにゲットしたので食卓の様相がすこし変わりそうです。

 

 

上海行ったり、ニューオリンズ行ったりしててソウルが手薄になってしまっていましたがワタクシの大事な定点観測スポットなので今年は何度か遊びに行けるといいなぁと思っています。

ディープコリアの世界はもう消えたのか?なんて案ずるなかれ、まだまだ探せるなぁと思いました。

チャルモゴスミダ!

2017年 富永寛之活動スケジュール(1,2,3月)

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2017年1,2,3月の活動スケジュールです。
1月26日 札幌 fudge
「とみやんのウクレレワークショップ at fudge」
19時~fudge(札幌市中央区南2西5、011-210-5011)
料金3,000円 定員20人でお申し込み先着順


1月27日 札幌 FAMOUS DOOR
「MITCH ALL STARS LIVE!!」
START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 豊田健(b) 永田充康(ds)
info 011-736-2002

1月31日 仙台 BUDDY BUDDY
「MITCH ALL STARS LIVE!!」
START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
info 022-748-4852


2月1日 郡山 THE LAST WALTZ
「MITCH ALL STARS LIVE!!」
START t.b.a.
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
info 050-5280-9598


2月2日 浅草HUB
「MITCH ALL STARS LIVE!!」
START 19:20
MITCH(tp.vo) 富永寛之(g) 工藤精(b) 永田充康(ds)
infohttp://www.pub-hub.com/index.php/shop/detail/6


2月3日 千葉・谷津エルコラソン
Chai-Chee Sisters[SARI&YUKA](vo)/富永寛之gt,ukulele/寺尾陽介b

2月6日 八戸 蕎麦おきな

富永寛之ウクレレワークショップ

19:00~青森県八戸市馬場町4
tel: 0178-22-1444
参加費:3500円(蕎麦弁当つき)

 

2月12日 祐天寺poepoe
「富永寛之ウクレレワークショップ」
http://nofofon.com/workshop-live/ws-tokyo/13529/

2月14日 岡山 ONSAYA
「ブルームーンカルテット」
岡山市 北区奉還町2丁目9-1


2月15日 黒崎 APARTMENT401
「ブルームーンカルテット」
北九州市八幡西黒崎1-13-16 マルエイビル4F
20:00~ ¥3,500
問:APARTMENT401 093-622-0401


2月16日 門司 ブリックホール
akiko Live 2017 with Blue Moon Quartet feat.Chai-Chee Sisters
@Brick Hall
akiko, Chai-Chee Sisters(vo)
Blue Moon Quartet feat.
OPEN 19:00 START 20:00
前売 ¥4500 当日 ¥5000 (1ドリンクオーダー)
チケット受付・お問合せは ブリックホール 093-391-4411 まで


2月17日 佐賀 RAG-G
佐賀市松原3-3-4
「佐賀城下 Jazz Festival 前夜祭」
出演:BMQ/J'z Craze and more!
開場 19:00/開演 20:00前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
問:佐賀城下 Jazz Festival 0952-26-2687


2月18日 佐賀 エスプラッツホール
「佐賀城下 Jazz Festival 2017」
出演:TOKU & 秋田慎治/Shiho & 桑原あい/
akiko & Chai-Chee Sisters & BMQ/
E.Tohyama featuring Grace Mahya
15:30~前売 ¥7,000/当日 ¥7,500
info:佐賀城下 Jazz Festival 0952-26-2687


2月19日 福岡 CLUTCH
「ブルームーンカルテット」
福岡市中央区春吉2-4-14
19:30~¥3,500
info:CLUTCH 092-724-4664


2月20日 広島 Cafe & Jazz Speaklow
「ブルームーンカルテット」
広島市中区紙屋町2-3-23 ARK BLD 1F
19:30~¥3,000/ ¥3,500
info:Cafe & Jazz Speaklow 082-545-3960


2月21日 神戸 喫茶バル cache cache
「ブルームーンカルテット」
神戸市兵庫区荒田町1-16-3
20:00~¥3,500/ ¥4,000
info:喫茶バル cache cache 078-531-5333
メール予約 ticket@cendrillon-g.com


2月24日 大久保 soul bar stone
木幡光邦tp黄啓傑tp富永寛之gt

2月25日 大阪

2月26日 河内長野

2月27日 大阪

3月1日 埼玉・蕨

 

3/5(sun) 大阪 MADAM PISA

TAKU&TOMMY [two for the road]

富永寛之(gt) 古川卓(gt)
中央区東心斎橋1-13-32 宝ビル1F
tel:06-6241-9089
19:00/20:00 ¥3,000-


3/8(wed)高松 黒船屋

TAKU&TOMMY [two for the road]

富永寛之(gt) 古川卓(gt)
高松市北浜町3-2 北浜alley
tel:087-826-3636
t.b.a

3/9(thu) 宇和島 bar油屋

TAKU&TOMMY [two for the road]

富永寛之(gt) 古川卓(gt)
宇和島市新町1丁目10-6
tel:090-5714-1263
19:00/20:00 ¥3,500-

3/10 神戸 CORAZON

TAKU&TOMMY [two for the road]

富永寛之(gt) 古川卓(gt)
神戸市中央区下山手通2丁目5-1
tel:078-219-5392
19:00/19:30 ¥3,000-


3月12日 横浜 ドルフィー
「中間派セッション」

3月18日 渋谷  JZ BRAT Sound of Tokyo
akiko presents "Rockin’ Jivin’ Swingin’ vol.8"
​■Live
akiko(vo)【Chai-Chee Sisters】SARI & YUKA(vo)
【Blue Moon Quartet + 1】富永寛之(g)黄啓傑(tp) 工藤 精(b)木村純士(ds)上野まこと(ts)
■DJ
TBA
1st Open 16:15 Start 17:30
2nd Open 19:30 Start 20:30
​・Live System入替制 各ステージ 予約¥5,000 当日¥5,500
2ステージ通し(1st&2nd)¥8,000
​・ご予約、お問い合わせJZ Brat SOUND OF TOKYO
TEL:03-5728-0168 (受付時間は平日15:00~21:00)


3月19日 渋谷 HOME

VANCAN presents
万感の想いをこめて Vol.12~渋谷HOME 9th ANNIVERSARY

18:00/18:30 ad/ ¥2,000 door /¥2,300

[Guest band]
Vocal:伊勢 浩和(THE SKA FLAMES/Uncaba Authentic Band)
Guitar:富永 寛之(ブルームーンカルテット)
Cornet:黄 啓傑 (ブルームーンカルテット)

TORU SHIGAKI (THE SKA FLAMES)

the 9MILES

【Special guest】Mighty Massa

【DJ】RAS TARO(CLUB SKA)、KAWAME、VOW(a&family)

【TICKET】VANCAN web/ vancanmusicinc@gmail.com
イープラス※1/21(sat)チケット発売


3月24日 浅草HUB

「ブルームーンカルテット」
台東区浅草1-12-2 1F
19:20~¥1,600
info:浅草HUB 03-3843-1254


3月26日神戸 Kobe SLOPE
神戸市中央区山本通り2-4-27
「第10回 我が麗しき音楽”大人のお花見”フェスティバル2017 」
出演:BMQ and more!
問:Kobe SLOPE 078-252-8030

 

 

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