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タコライスあれこれ

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大体年に一回のペースで沖縄に行きますが、それでも相当行っているので今さらビーチや史跡などは行かないワタクシ、今回の沖縄巡業も例にもれず「タコライス」に的を絞って楽しんできました。

到着初日、那覇でワイワイガヤガヤ遊んだ後、お疲れの皆さんを残しソロ始動。レンタカーを拝借して真夜中の330号線を北上、キングタコス長田店へたどり着く。(参照:クレイジー気味なホームページ

深夜に営業しているタコス屋は那覇では見つけられず、沖縄ではいつどこに居てもキングタコス長田店に行くパターンが多い。
アッパー気味ヤンキー率上々で、場末感の高いの深夜キンタコの雰囲気は、米軍と沖縄のフュージョン料理の最右翼という大義名分すら全く忘れてしまう程に地域密着型で、全国に手を変え品を変え名を変え存在する「下品なうどん&惣菜店」とまったく同じというところが、ココを好む理由の一つに挙げられる。

店員のオバハンは4人くらいは居るが券売機で食券スタイル。タコライスチーズ野菜(600円)を購入。

チーズ野菜
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手渡されるサルサソース(タコソース)のチューブをほとんど使い切るスタイルで真っ赤っ赤にして食べる深夜のタコライスは最高です。
ちなみに、キンタコは量がかなり多く、持ち帰りにしたらオバハンは体重をかけて圧縮するので食べる頃には生ゴミみたいな見た目になりますが、味は熟成されてまた一味違ってこれもナカナカ。持って帰ってホテルの部屋で食べると海外みたいな気分になるのでで持ち帰りの時は道端でおもむろに食べることが多いですね。

次は新生ステーツサイズ 。これは以前、辻にあった古い古い老人がやっている深夜営業のステーキハウスが旭橋に移転再オープンしたもの。辻の頃はジョウトウステーキをガツガツやったが、大体この手のステーキハウスでステーキ食べてるのは三割くらいで、普通はCランチとか焼きそばとかを食べる「食堂扱い」するのが通常だそうだ。ということでタコライスを注文。

沖縄に多い「あまり主張のない白いスープ」も付いて550円。サルサもかけ放題、当然旨い。

ステーツサイズのタコライス
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その夜は、明け方に再びキングタコス長田店に・・・。これはバンバンバザール名義、バンドでキンタコにシットイン。しかしキンタコソロに慣れたワタクシには、3人で二つ頼んでシェアする気に今さら戻れないのは仕方のないこと。周りのペースは関係ありません、きっちりワタクシはソロで頂きましたが、ベッドでうなされるほど満腹になる、これでいいのだ。

翌日はジャッキーステーキハウスにてタコライス。サルサは瓶に入っていて結構辛い。しかし結局1瓶使い切りました。ここも「あまり主張のないスープ」が付いていて値段は500円。

ジャッキーのタコライス
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続いて国際通りにあるチャーリーのタコライス。これはタコライスとは言わずに「チャーリーライス」と書いてあった。肉多し、サルサは小鉢に入っているがあまり辛くない。そして野菜は刻んでも無いし別盛り。
違う食べ物と思って食べれば美味しかったです。

チャーリーライス
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最終日、北谷の58号線沿いにあるピザハウスジュニア でタコライス。サルサは少なめだが肉は多い。
本番前にかきこんでそのままMODSで演奏というギリギリのタコライスもなかなかスリリングで良かったです。

ピザハウスジュニアのタコライス
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今では内地でカフェ飯が台頭してタコライスもかなり浸透しているが、やはり沖縄で食べるタコライスとは全く別物で、やはり沖縄が素晴らしいなと思いました。

そして、ワタクシの好みで言うタコライス定義は、タコミートは大した問題ではないがチーズはチェダーを使って、レタスの細切りは山盛りで、サルサはケチャップ的なものではなくハラペーニョと酢が効いてニンニクとタマネギの苦みが残る野性的なものをかけたいだけかけるということが大事。

なので、肉がたっぷりで甘みのあるような高級感は必要ないということになる。そうなるとやはりキングタコスはキングなのです。

帰りにスーパー「かねひで」でタコシーズニングミックス(減塩タイプ)を沖縄土産に。家庭で楽しく自作というのが一番リアルである。

チェダーは内地ではほとんど見かけないが、コストコなどアメリカ的なところに行けば見つかるし、サルサはイタリアントマトを潰して自作できるので大した苦労ではない。それよりもやはり「本場の味」を体験することが大事ですね~。

沖縄土産
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ライブ会場の下に靴屋があったので冷やかしにいったつもりが、さすが沖縄。気持ちも財布も緩んでいる状態で、「アメリカの人が多いので大きいサイズは結構ありますよ~」とモヒカン青年にニッコリされるとワタクシなどチョロいもので、その上「スチールキャップではないんですけどヴィンテージシリーズなので英国製で皮の質と色と作りが全然違いますよ~、ステッチの幅も別規格です!」と来る。どうせ飲んで散財するだけなのでたまには有意義な買い物でもしてやれと購入。
スチール無のマーチンは親指痛くないのね~、バイクで踏んだり階段蹴ったりして味を出していた美しい10代が懐かしい逸品です。

Dr,Martens VINTAGE 1461Z (OX BLOOD)
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