年末あたりからほぼ毎日運送屋さんがやってくる。
ゆうパック、佐川君に始まり、黒猫の宅急便、ブラックキャット、同じ名前やんけ。あ、これは中田ダイマルラケットのネタでしたが、各社こぞってやってくる。お、またか!と思ったら「富永さん、健康保険の滞納払ってください・・・」と、集金業者のオジサン、いわゆる借金取り。そうだ、ワタクシはミュージシャン稼業をしていながら何とまぁ国民健康保険などに加入しているのだ、どうだ偉いだろう!と言いたかっただけなんですが余談は置いて、届いたものリスト。
・岩手の親しいファミリー「金野一家」よりリンゴをアホほど!(アホほどシリーズ1)
・熊本の某ご令嬢より自家製キムチアホほど!(アホほどシリーズ2)
・明石の由起子(母)よりブリの腹身のみアホほど!(アホほどシリーズ3)
・国民健康保険督促状
・北海道ツアーパンフ
・単焦点レンズ
・長袖シャツ
・セレクトギフトの豚肉
毎年感謝感激アホほどシリーズ以外は自分の意思で注文したものだが、とにかく毎日毎日「ピンポーン」と鳴るものだから、
桑原和男ばりに「ありがとう~」と言いそうになるのも仕方が無い。頂いたものと注文したものの区別すらつかなくなる年末年始、楽器もどんどん届く。
・ネック交換が完了した赤いテレキャスター
・ナットセッティングが完了した水色のテレキャスター
そして、初のシグネイチャーモデルのウクレレがoffice tominagaにやってきました。
Truth THC-TOMMY ~tominaga hiroyuki signaturemodel~
バリトラのコア材と緑色の貝バインディングが施されたコンサートサイズのウクレレ、新品でいきなり生鳴り音の奥深さが非常に気持ち良く、フィッシュマンのPUの音も非常に自然で正直期待していた数倍は素晴らしい出来上がりでいきなり嬉しくなっています。太めのネックグリップと、ネック部分のみサテンフィニッシュにすることによってラッカーの気持ち悪い感触が無くなりかなり弾きやすいのです。Truthの造りは非常に精度が高くて、ウクレレのくせに音程が良いのです。最近まで使っていたソプラノサイズも大概良い感じだったので、その時点では「もうソプラノでよろしいわ、コンサートて大きいんでしょ?」とか、懐疑的に言っていたのだが「まぁ一度弾いてみたら?」と勧められ鵜呑みにしたが結果、非常に気に入っている。世の中には自分以外に信じていい人だっているんだね~。
某有名ハワイ製ウクレレなどは雰囲気というか空気感は抜群なのですが音程は話にならないものがほとんどなのでなかなか実用的ではないものが多く、やはり日本人は日本の楽器を使うのが良いのではないでしょうか、これはギターにしても同様にワタクシは近年そう思っています。物を大事にするのを通り越したヴィンテージとかフルオリジナルとかにこだわっている考え方がそもそも苦手だったので当然かもしれません。
ネックエンドに愛称を貝で入れてもらいました
知人に見せたら「とみさん真珠入れよったな」と昔のヤクザみたいに言う人や、「寺内タケシさんがTERRYやからとみさんTOMMYなんやな?」と、いきなり真髄を突いてくる鋭い人もいたり、少し恥ずかしくもあったが名前入れてもらって良かったと思います。
シグネイチャーモデルということは、もちろん市販されるそうです。可愛らしい見た目とは違って可愛くない値段だと思いますが、音を聴けばなるほどとウナズキマーチを愛唱してしまうはずです。
既にブルームーンカルテットで参加する、あるコンピレーションアルバムで初録音を済ませています。また、1月中旬からのブルームーンカルテットの西日本ツアーにTOMMYモデルを連れて行こうと思っています。
スペック、価格などはカタログ出来たらまたここで紹介したいと思いますのでお楽しみに!。
ちなみにギタリストのくせにファーストアルバムが何故かウクレレで申し訳ないのですがウクレレソロアルバム「tominaga soft」も細々と発売中です。各ライブ会場で興味のある方は是非声をかけてくださいね~!
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完成コンサートウクレレ!(THC-TOMMY)
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